I hate it , but… Ⅲ (ページ47)

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黒の呪力玉から出てきたのは紛れもなく最後の宿儺の指だった

五)｢すごいね、｢黒｣ってAの言った通りに動くんだ｣

そんなことを言いながらおにぃはAの手から指をとる

五)｢ありがとう、A｣

『うん、』

五)｢大丈夫、帰ってすぐ食べさせるわけじゃないよ｣

『、、いつ、？』

五)｢、、最低でも、卒業式までは食べさせないかな｣

五)｢若人から青春を取り上げるなんて許されてないんだよ｣

五)｢何人(なんぴと)たりともね_____｣

そう話し高専に戻った

指は高専で封印されることになり卒業式の日に死刑執行が決定した

そのことは悠二以外の3人にだけ秘密にされた

1月10日卒業まで残り2ヶ月をきったある日

卒業して普通に呪術師として活動している真希さん達4人が高専にやってきた

狗巻先輩も左腕はないが御札を巻いた状態なら活動でき誰かと一緒の任務には参加しているそうだ

釘)｢真希さんー！お久ですー！｣

真)｢野薔薇相変わらずだな｣

伏)｢どうしたんですか？｣

乙)｢僕達今日4人とも任務なくて良かったら学校終わってから海行かないかなって｣

『真冬に海って、笑いいですねっ笑』

虎)｢うわぁ！楽しみだなっ！｣

そう話した放課後電車を乗り継ぎ 8人で海へ

真)｢パンダっ！お前ぜってぇ動くなよ｣

駅員)｢着ぐるみですかね？｣

乙)｢そうです、乗れますかね？｣

伏)｢狗巻先輩こっちの電車ですよ｣

狗)｢高菜っ！？｣

釘)｢虎杖っあんた真希さん手伝って来なさいよ｣

虎)｢へいへい、笑｣

電車に乗るだけでも大変だったが無事に終了した

『寒っ〜！』

狗)｢ツナツナ｣

狗巻先輩がパンダ先輩を指さして｢暖かいよ｣っと教えてくれた

Aはパンダ先輩に抱きつき

『うわぁ暖かい〜(ﾇｸﾇｸ』

Aが暖まっている前で野薔薇は裸足になり両手で水をすくい上に投げてはしゃいでいた

釘)｢海だー！！｣

真)｢冷てっ笑｣

釘)｢いひひっ笑｣

釘)｢伏黒あんたも裸足なりなさいよっ笑｣