I hate it , but… Ⅲ (ページ39)

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京都校に2本の指があることを知りAはすぐに九十九さんに連絡した

『📞九十九さん、私思ったんですけど上層部に直接言うのってダメなんですかね？』

九)｢📞うーん、いけなくもないが確実に断られるだろうね｣

『📞私、上層部の弱みひとつ握ってるんです』

『📞少しの可能性を信じてやってみてもいいですか？』

九)｢📞うん、そこまで言うなら行っておいで｣

そう言って電話を切った

そして 3時間後 Aは上層部の所に行った

上)｢五条Aっ何しに来た！？｣

『少しお話したいことがありまして』

『宿儺の器虎杖悠二の死刑執行の取り消しです』

上)｢何を言うそんなこと出来るわけなかろう｣

『今虎杖悠二の中には16本の指があるそして京都に2本』

『虎杖悠二が宿儺の指 20本を全て取り込んでも自我が保てるならば殺す必要はない』

『そう思いません？』

上)｢思わない、虎杖悠二は生きているだけで人を殺す｣

『ﾌｯ… 矛盾してますよ』

『今あなた達がここにいるのは虎杖悠二があなた達を助けたからです』

『そのことをお忘れで？』

『悠二はまだたくさんの人を救える』

上)｢だめだ、死刑は決まっている取り消しはしない｣

『悠二は宿儺じゃない、1人の人間だ、善人だ』

『私と同じ人を救う呪術師だ』

『今すぐ決断しろとは言いません、もう一度考えてみていただきたい』

上)｢ふむ｣

そう言ってAは上層部を後にした

その日から数ヶ月後上層部からAに宿儺の指の任務が来た

『大阪？そんなの京都校から誰か派遣すればいいのでは？』

上)｢特級術師を派遣したいのだ手を抜かずしっかり回収するのだ五条A！｣

『はいはい、行きゃぁいんでしょ』

上)｢いつになったらその生意気な態度が直るんだ｣

『直す気がないんですよ』

上)｢五条A 私たちはお前を一言で死刑にも追放にもできるのだぞ｣

『だから何ですか？私だってあなた達を一瞬で殺すことができる』

『自分の強さをよく考えてから言えこの老いぼれジジィどもが』