I hate it , but… Ⅲ (ページ22)

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五)｢術式反転｢赫｣｣

おにぃはAの｢赫｣に自分の｢赫｣をぶつけた

おにぃの｢赫｣の方が少し威力が大きく Aは自分が撃った分＋おにぃが撃った分を食らった

無下限を発動していたが威力が強すぎて受け終わった後無下限が解けてしまった

おにぃはそれを狙ったのか Aの後ろに回り無下限の発動前に思いっきり蹴られた

『うﾞぅ、』

Aは受身をとったがまた更に後ろを取られ蹴られて飛ばされた

今度は受け身が取れず転がってしまった

『ﾊｧﾊｧ… 』

五)｢ねぇ A 僕なんて言ったっけ？｣

『、、は？何が、？(ﾊｧﾊｧ』

Aはゆっくりと立ち上がりながら答えた

五)｢僕言ったよね？｣

五)｢_____本気でやれって｣

『っ？やってるじゃんっ』

五)｢やってない、できてない｣

五)｢Aの本気が伝わってこない｣

『っ！意味わかんない術式順…!?』

Aはおにぃに向かって｢蒼｣を撃とうとしたが目の前に無下限を発動してないおにぃが現れ殺してしまうと考え撃つのをやめてしまった

五)｢そう言うところだよ A (ﾊﾞｺｯ!!｣

おにぃにまた蹴られ受け身が取れず地面に転がった

五)｢術式順転｢蒼｣｣

Aは無下限を発動していなかったため一瞬でおにぃから1番遠い所まで移動した

さっきまでAがいた場所は｢蒼｣が撃ち込まれ地面がえぐられていた

Aは呼吸や体制を整えようとすると後ろに気配を感じ振り返った

五)｢死ぬよ A ｢赫｣｣

おにぃはAを指さしながら｢赫｣を撃ってきた

Aは発動するよりも避けることに精一杯で頭が混乱していた

そして避けた先におにぃが回り込みどこか懐かしいような蹴りの痛みを感じ Aは帳に思いっきりぶつかり倒れた

『ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ! ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…』

Aは痛みで立ち上がれずにもがいた