I hate it , but… Ⅲ (ページ3)

今日:34 hit、昨日:1 hit、合計:25,909 hit

103 ページ3

車に戻るとトランクに遺体を乗せてすぐに高専に戻った

車の中での会話は一切せずに降りる時だけお礼を言って降りた

時刻は8時30分霊安室に遺体を置いて葬式の会場へいく2人

伏)｢大丈夫か、？｣

『うん、』

いつもは広いだけで何も使わない部屋に今日はパイプ椅子が敷き詰められ一番奥には花と写真

もう出席者はほとんど揃っていていつも遅刻するおにぃでさえ椅子に座っていた

釘)｢A、伏黒、、何やってたの？部屋にいないし、連絡取れないし、｣

『、、ちょっとね、』

虎)｢早く座れよ、2人とももう始まるぞ｣

そう言われ 4人並んで席に座る

視線を前にずらせば数多くの花と5人の写真

夜蛾学長、メカ丸、禪院真依、七海健人、夏油傑

東京校だけではなく京都校の生徒、教員、一部の上層部、高専関係の術師

計50名以上が式に参加した

お経を聞き、焼香をたて 1時間くらいで終わった

終わり際スタッフの人がアナウンスをかけた

ス)｢ご遺体は霊安室の方にありますので、お別れのお言葉をかけてお帰りください｣

そう言って式は終了した

各々席を立ち霊安室に向かっていく

虎)｢俺たちも行くか、｣

釘)｢そうね、｣

『3人で行ってきて、、私は人が少なくなってから行く、』

虎)｢A、、｣

伏)｢、、わかった行くぞ虎杖｣

虎)｢っ、おう、｣

3人も霊安室に向かった

会場の人数はどんどん減り椅子に座っているのはAと最前列に座っている1人だけ

後ろ姿を見ただけでわかる、白い髪に目隠し椅子が小さく見えるほどの高身長

『行かないの？霊安室、』

五)｢、Aこそ｣

後ろを振り返えらずに声だけで私とわかったのだろう

『、、さっき、七海さんの遺体回収してきた』

五)｢だから来るの遅かったんだ｣

『、、、』

『私知ってるよ、、』

五)｢何のこと？｣

おにぃはAの方を1度も見ないまま話し続けた