I hate it , but… Ⅲ (ページ17)

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会場に到着すると車を降りた

『先輩今日刀持ってきてないんですか？』

乙)｢回収だけって言ってたから車に置いてきた｣

乙)｢まぁ刀なくても戦えるように真希さんにしごいてもらってるから笑｣

『なんか想像できます、笑』

そんなことを話しながら伊地知さんから貰った目元だけを隠すマスクをもらい中に入った

会場に入るとクラシックがかかっていてスタッフの人に席に案内してもらった

『結構人いますね、(小声』

乙)｢うん、なんか緊張する、(小声｣

するとAは1人の人とすれ違った

真っ黒なドレスを来た女の人綺麗なドレスだと思いながら通り過ぎた

席に着くとしばらくお待ちくださいっと言われその場で待った

数分後

『先輩、ちょっと席外しますね』

乙)｢うんわかった｣

そう言ってAはトイレに向かったトイレの鏡で身だしなみを直している時隣にさっきの黒のドレスの女の人がいた

『(あ、さっきの人だ、、)』

Aは時間をかけずその人よりも先にトイレを出た

トイレからの帰り道さっきの黒のドレスの人とまたすれ違った

『っ！！』

Aはすれ違い際に横目で追った

すぐに先輩の元に戻り

『先輩、、ここなんかおかしいです、(小声』

乙)｢どういうこと？｣

『さっきから同じ人と何回もすれ違う、、そういう術式、聞いた事あって、』

乙)｢１回出ようか、｣

そう言ってさっき入ってきた場所に戻るとそこには入口がなかった

『っ！、、生得領域っ、、』

乙)｢はめられたか、っ｣

すると後ろから人の気配を感じｽｯと避けた

｢お前ら、術師だろ(ﾆﾔ｣

Aはマスクを外し六眼で相手を見る

『うるせぇな分身(ﾆﾔ…』

｢っ！！｣

Aはすぐにその分身を蹴って消した

乙)｢とりあえずここの主を見つけ出して遊雲を回収しよう｣

乙)｢Aちゃん非術師の保護お願い僕は分身を消す｣

『わかりました』