I hate it , but… Ⅲ (ページ13)

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『確かに、、』

『なんかおかしいね、、』

『〝窓〟が気づいてないってことが引っかかる、』

虎)｢、、だよな、｣

『上層部がジャックされてるとか、？』

虎)｢ジャックって何？｣

『バスジャックとか言うでしょ、乗っ取りみたいな』

虎)｢あぁ！え、それ、やばいんじゃ、！？｣

『行ってみるか、、会いたくないけど、』

『悠仁捕まって、移動するよ』

虎)｢おう！｣

そう言って Aは悠仁と共に上層部の20階建ての建物の前まで移動した

『っ！こりゃ完全にいるね、』

建物からは呪霊の気配がプンプンした

虎)｢助けるぞっ｣

そう言って悠仁が入口を入ろうと前へ進んだ

『悠仁、ちょっと待って』

虎)｢ん？｣

『上層部がいるのは最上階、１階から行ったら体力も時間もかかる』

『それに上層部の連中は元術師、今は前線にいないだけ』

『そんな人達が捕まってるとしたら呪霊は少なく見積もっても1級』

虎)｢1級か、、で、作戦は？なんかあるんだろ？｣

『あるよ、シンプルかつ迅速な作戦が』

虎)｢なんだ、？｣

『悠仁が窓ぶっ壊して突入ー！』

虎)｢、、は？｣

『ま、何事もやってみるのが大事っ！』

そう言って悠仁を掴み浮遊してどんどん上へ上がっていく

そして20階の窓の外に着き、覗くと人質のように上層部の人間が呪霊の手の中にいた

呪霊はA達に背を向けていて気づいてない

『よし、悠仁行くよ』

虎)｢おう！｣

そう言うとAは悠仁を窓にむかって投げた

悠仁は窓枠を掴みながら綺麗に窓ガラスを割り、背を向けていた呪霊を蹴った

呪霊が反対の壁にぶつかり、 Aはその間に悠仁が割った窓から入った

悠仁は人質に取られていた上層部の人間を抱え少し端による

虎)｢Aっ｣

Aは飛ばされた呪霊の前まで行き呪霊を指さした

『｢赫｣』

呪霊はAの指先からでた｢赫｣によってすぐに祓われた