三代目JSB短編小説

私だけ*＊隆二 ページ36

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ー隆二side


PVが流れ終わって、思わず俺は


「ちょっとぐらい…妬いてくれたっていいじゃん…」


って呟いていた。


「…妬いてないと思う？」


えっ？


俺は音楽を止めた。


「妬いてんの？」


Aは目を逸らして頬を少し染めた。


「ねぇ、妬いてんの？」


Aはぷいと背を向けた。


…やべ、可愛い…


「来いよ」


「…」


「おいで」


…Aが来ないから、俺はAに近づいて後ろから抱き締めた。


「…どーゆーとこが嫌？」


「…わかってるくせに。いじわる…」


可愛くて、思わず俺はAにキスした。


「何が嫌だった？」


いじめたくて、また聞いてしまう(笑)


Aは俺に抱きついてきた。


「やだ」


…可愛い…///


「甘えてもだーめ」


「やだやだ。隆二くん嫌い」


…やべ…///


「もーわかった(笑)許したげる(笑)」


Aへの愛しさが込み上げて…


「愛してる…」


って言って、


俺はAにキスをした…


想いが溢れて…


ずっと一緒にいたいって、強く思った。


…好きだよ…A…


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