alone (ページ17)

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『ど、どうしたの？大丈夫？』

『悟？返事して』

そう言った瞬間電話が切れた

いや切れたというか携帯が壊された方が妥当だろう

『ｯﾁ… 何が起こってんのよ』

『お前らここで大人しくしてろ』

そう言って高専まで走った

高専の長い階段を３段飛びで駆け上がる

『(っ、悟の呪力、？敵襲か、っ？)』

階段を登ると悟の呪力が漂い建物も壊れていた

だがそこは戦った後でとても静かだった

『悟がここまでの呪力を出して戦う、、？』

『人がいる気配はない、、死んだか、逃げたか、、』

そう言っていると倒れている人を見つけた

その人は見るからに高専の制服を来ている同級生

『っ！！悟っ！』

近づいて意識を確かめる

『悟！？何があったの？！』

頭首胸至る所に傷がある

『っ、とりあえず硝子をっ…』

五)｢、、A、｣

『っ！悟！？』

かすかに目を開け今にも途切れそうな声でAを呼ぶ

Aは悟の口元に耳を近づけ聞くことに集中した

五)｢す、傑のとこに、、天内が、いる、、｣

五)｢、早く、、追いかけろ、｣

五)｢、それと、、あいつの攻撃は、、、全部、避けろ、｣

『っ？天内、？あいつ、？、、どういうこと、、』

五)｢行け、っ｣

『っ！、、死ぬなよ、っ』

Aは悟にそれだけ言い残し天元様の所へ向かって走り出した

『(悟がここまでやられる、？何があった？)』

『(天内って人は天元様との適合者か、？)』

『(だとしたら〝アイツ〟って誰だ、？)』

『(かすかに感じる呪霊のこと？傑が出した呪霊の可能性もあるか、、)』

『ｯﾁ! 状況が全く分からないっ、』

頭の中で様々な可能性を考えた

その時目の前から見知らぬ男が出てきた

『っ！誰だっ、、！？』

？)｢ｯﾁ… うぜぇな、、まだ残ってたのかよ、｣