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自責の念 ページ30

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広場の隅っこでお昼ご飯を食べていると、カバンの中でなり響く通知音





吉野北人新着メッセージ





あ〜〜〜〜
この字ズラを見ると思い出す。



朝起きたら、見慣れないベッドで寝てて
一瞬すっごく怖くて、でも記憶を辿ると北人くんの家で映画見てる途中で止まってて、
自分が何をしたかすぐに分かった



北人くんの家で寝ちゃったんだって



しかも、リビング行ったら北人くんソファで寝てて
身体大事にしなきゃなのに、私が寝ちゃったばかりに
私がそうせざるを得ない状況を作り出した…



おまけに片付けも綺麗にしてあって、
ベッドまで来た記憶もないから多分そこまで運んでくれて、
私は何をしてるんだ。



強い強い自責の念が…



吉野北人って通知を見て、一気にぶり返す。



ごめんなさいごめんなさいって言って、北人くん家出てっちゃって、それっきり…



…あ、既読無視するとこだった。



改めてメッセージの内容に目を通し、音読する





『遊園地、やっぱ一緒に行こう。俺と壱馬と、あともう1人メンバー…』





…え、
北人くんと壱馬くんともう1人RAMPAGEのメンバー!?



と、私が?
一緒に…遊園地行くの?



いや、それはさすがに…



返す言葉を考えていると、追加でメッセージが来る。





吉野北人もう決定事項だから、いろいろ考えても無駄だよ!





私は知ってる。
こうなった北人くんの意志を曲げるのはかなり難しいということを。





来実「A!」

『あ、くるちゃん、』

来実「おじゃましま〜す」





くるちゃんが私の隣に座る。
今日も一緒に食べれる日らしい。



…これは覚悟を決めるしかないか。





『くるちゃん、』

来実「ん?」

『あのさ、お買い物付き合ってほしい…』

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設定タグ:THERAMPAGE , 吉野北人 , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:はるの | 作成日時:2020年10月16日 11時

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