捌 ページ10
「そうじゃ、アデリア。今度わしの孫達に会ってみんか？きっと気が合うと思うぞ。」
「おじいちゃん、私ここから出られないからムリだヨ。」
呆れ顔で言う緋沙那にそうじゃったと言って頭を搔くガープ。
「ハァ〜、本当に面倒臭い所じゃのぉ。アレは駄目これは駄目と…。そんなんじゃつまらんじゃろ？」
とマリージョア内に居るにも拘らずそう言うガープに言っちゃマズいだろと一斉にツッコむ海兵たちだったが
「そうだヨ。ここホントに退屈ヨ。退屈すぎてバカになりそうネ。」
『いや、馬鹿にはならないから！』
と言う緋沙那の発言にすかさずツッコむ。
もっとも、言われた当人達は全く気にしていないみたいだが…
「アデリアが一般人じゃったらわしの孫のどちらかの嫁になってくれれば安泰じゃったのに。」
「おじいちゃん、叶わない夢は見るだけむしくなるヨ」
と8歳の癖に妙に人生悟りきった様な顔をする緋沙那にアンタ本当に子供かよとツッコミたくなる海兵達。
「それに私、自分より弱い奴と結婚したくないネ。だから弱い奴はノーサンキューヨ。」
「その点は大丈夫じゃ。わしがみっちり鍛えてやってるからなそんじょそこらの奴より強いぞ。将来は、お前さんより強くなってるはずじゃ。」
『いや、だからそもそも結婚出来ないでしょうが！』
海兵たちのツッコミも虚しく、孫と緋沙那の幸せライフを楽しそうに妄想し始めるガープ。
「う〜ん、おじいちゃんがそんなに言うんだったら少し興味出てきたヨ。名前はなんて言うアルか？」
「一人は今年5歳のエース、もう一人は2歳のルフィじゃ！」
と言って二人のそれぞれの写真を見せるガープ。
なんだ年下かよと思いながら写真を見た緋沙那は、ルフィはガープにそっくりだなと思いながら今度はエースの写真を見るとそこには5歳児にしてはギラギラとした鋭い目をした少年が写っていた。
まるで前世の自分の子供時代の様な目つきのその少年に興味が出た緋沙那は、じっと写真を見つめる。
「なんじゃ、エースの方に興味を持ったのか？」
お転婆な緋沙那の事だからてっきりやんちゃそうなルフィに興味を持つと思っていたガープは首をかしげるが
「おじいちゃん、この子何かあった？」
という緋沙那のまさかの一言に驚きを隠せないガープ。
確かに"鬼の子"と呼ばれ辛い境遇のエースは普通の子供とは違う雰囲気であるが、10歳にも満たない子供が気付くようなことではない。
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小狐(プロフ) - 夜兎って名字ないんじゃないんですか？ (2020年9月19日 1時) (
レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
小狐(プロフ) - 夜兎って 朱色の髪に青の目じゃないんですか？ (2020年9月18日 21時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
獅音(プロフ) - 急に終わっちゃったのでビックリしましたが作者さんの都合もあると思うので出来るだけ更新頑張ってください (2019年5月3日 6時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - 更新楽しみに待ってます(´^ω^`) (2018年2月6日 16時) (レス) id: c067e04ee5 (このIDを非表示/違反報告)
師走@体調不良の為、更新が停滞しております(プロフ) - 夢幻さん» 夢幻様 返信が遅れてしまい、、申し訳けございません。私生活の方が少々ドタバタしておりまして、中々書けない日々が続いております。一応頂上決戦までの大まかな流れは考えてあるので頑張って更新しますので、お待ち下さい。 (2017年4月27日 15時) (レス) id: 3dbe1cf590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：師走@ボードに作品の進捗状況が書いてあります | 作成日時：2016年4月25日 5時
