弐拾 ページ22
追い風に乗ってスピードを上げた船は、次第に緋沙那の視力でも見えない程遠くまで行き、それに安堵した緋沙那は、チラッと軍艦の方を見る。
大分竜巻の威力が弱まり、ボロボロになりながらもなんとか耐えきった軍艦。
頭をぶつけたのか押さえながらフラフラと立ち上がるガープの様子を見、無事を確認すると一気に上昇し、雲に紛れてマリージョアまで帰っていった。
「全く、酷い目に遭ったわい。」
こんな事なら次期大将候補の三人の誰か…特にこの場合はボルサリーノを連れてくれば良かったと悔やみながら被害状況と逃げた船とグリフォンの行方を探すセンゴク。
軍艦はほぼ航行不可能な程ボロボロになり、逃げた船はおろか、グリフォンすら影も形も無かった。
「逃げられたか…」
この失敗で五老星等の上の人間から色々と言われると思うと胃が痛くなるセンゴク。
「取り敢えず、このままでは帰れん。今すぐ本部に迎えを寄越すよう要請しろ。」
「はい！」
「それと帰り次第、あのグリフォンの手配書を作らねばな。」
「ありゃ、何者だったんじゃろうな？」
「少なくとも今まで見たことが無い奴だ。」
マリージョアに捕われている際に面白半分で悪魔の実を食べさせられた者か、可能性は低いが内部の協力者かもしれない。
迎えを待ちながらそう考えるセンゴクだった。
後日、マリージョアで暴れただけでなく、海軍の英雄の砲弾を受け止め、軍艦を5隻航行不能にまで追いやったことから危険視された緋沙那。
正体不明で写真を取られなかった彼女の手配書は、写真の代わりに凶暴なグリフォンの絵が描かれ、こう書かれた。
【DEAD OR ALIVE 《暴風の凶鳥》 300,000,000ﾍﾞﾘｰ】
＊やっとマリージョア脱出篇が終わりました(ふぅ〜
あまり纏まりがない文章だったので個人的には、完成度が…と言う具合ですが、私の文章力ではこれが限界で。お待たせした挙句、この完成度で申し訳ありません。
この作品を書きながらやっちまったなと思ったところは多々あるのですが、中でも緋沙那ちゃんのグリフォン姿。
まだ十歳なのにグリフォンこんなにデカくて大人になったらどうなんだとかゾオン系って服着たまんま変身してたなとか思ったのですが、気にしたら負けと言う結論に達しました。
グリフォンの大きさは、これ以上あまり成長させなきゃ良いし、服に関してはマルコさんは変化すると服が無くなってたからその要領で良いかという具合で。
亀更新ですが、今後とも宜しくお願い致します。
終わり
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小狐(プロフ) - 夜兎って名字ないんじゃないんですか？ (2020年9月19日 1時) (
レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
小狐(プロフ) - 夜兎って 朱色の髪に青の目じゃないんですか？ (2020年9月18日 21時) (レス) id: 21c3761e82 (このIDを非表示/違反報告)
獅音(プロフ) - 急に終わっちゃったのでビックリしましたが作者さんの都合もあると思うので出来るだけ更新頑張ってください (2019年5月3日 6時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - 更新楽しみに待ってます(´^ω^`) (2018年2月6日 16時) (レス) id: c067e04ee5 (このIDを非表示/違反報告)
師走@体調不良の為、更新が停滞しております(プロフ) - 夢幻さん» 夢幻様 返信が遅れてしまい、、申し訳けございません。私生活の方が少々ドタバタしておりまして、中々書けない日々が続いております。一応頂上決戦までの大まかな流れは考えてあるので頑張って更新しますので、お待ち下さい。 (2017年4月27日 15時) (レス) id: 3dbe1cf590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：師走@ボードに作品の進捗状況が書いてあります | 作成日時：2016年4月25日 5時
