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モトキside
『……ん…………。』
とある日曜日の朝。
ぼんやりと目を開けると、もう部屋が明るくなっている。
時計を確認すれば、短針が10を指していた。
昨日の夜は新作のゲームをやり込んで、ついつい夜更かしをしてしまって寝たのは日が超えて更に何時間か過ぎた後だ。
ぐぐぐっと身体を伸ばして起き上がる。
明日はAの引越しを手伝う予定だけど、今日は特別決まった用事はない。
部屋でのんびりするか、シルクかマサイの家に遊びに行くか、もしくは買い物かな？
何をしようかと考えながら身支度をしていると、何やら外が騒がしいことに気づいた。
と言っても、誰かが大声で騒いでいるとかではなく、部屋の前を人が行ったり来たりするようなそんな程度。
ドアスコープから外を見ると、引越し業者らしき制服を来た人達が荷物を運んでいた。
そういえば、隣の部屋空き室だったな。
そんなことを考えて、明日のAの引越しのことも頭に浮かんだ。
明日はマサイの家に集合することになってるから、Aの新しいアパートの住所はまだ分からない。
Aはフィッシャーズハウスの近く、とは言ってたけど……。
『…ここから近ければいいな。』
自分以外誰もいない空間でボソッと呟いた。
それから、いつだったか病院で彼女に『俺の家にくる？』と言ってしまったことを思い出して首をふった。
だめだ、思い出すと恥ずかしくなってくる。
それよりも今日何をして時間を潰すかを考えよう。
そう考えた矢先に、
ピンポーン
とインターホンが鳴った。
『はーい？』
外に繋がるマイクに向かって返事をすると、「すみませーん、隣に越してきたものです。ご挨拶に伺ったのですが……。」と女性の声が返ってきた。
まだ引越しも途中みたいなのに、もう挨拶に来てくれたのか。
念の為ドアスコープを覗いてみると、
『(…何も、見えない……。)』
ぜーんぶオレンジ色。
は？何これ。
……まぁ、さっきの会話で目的分かってるし、大丈夫か。
そう思って軽く身支度を整えてからドアを開けた。
『すいません、お待たせしま……し………………。』
そこに居たのは。
A「こんにちはー、隣の部屋に引越してきました、月島Aでーす。」
『…え……、は……？』
一瞬理解出来なくて固まってしまった。
そんな俺の様子を見てAとその周りにいた他のメンバーが爆笑していた。
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www - リィオさん» すみません！見つかったのでいいです！ (2019年6月6日 15時) (
レス) id: 033ffc1add (このIDを非表示/違反報告)
www - リィオさん» 番外編の題名を教えてください (2019年6月6日 15時) (レス) id: 033ffc1add (このIDを非表示/違反報告)
リィオ(プロフ) - wwwさん» 番外編は違うページに作ってありますよ！少しずつupしていくんで！ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
www - リィオさん» いつになったら番外編出せますか？ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 033ffc1add (このIDを非表示/違反報告)
ｗｗｗ - ハイ！！！結婚式書けたら番外編で！よろしくお願いします！ (2019年6月3日 21時) (レス) id: ae41eea4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年10月26日 23時
