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「ちょっと!ちび!Aちゃん来てるよ!!」
『(ちび……。)あ、私上に行きますよ?顔だけ見て帰りますんで……。』
「ごめんね?なんのお構いもできなくて。」
『いえいえそんな!突然押しかけたのはこっちですから!』
シルクママは「また今度ゆっくり遊びに来てね。何かあったら言って!」と言うとリビングに戻って行った。
小さい頃、何度か遊びに来た家だ。記憶を頼りに階段をのぼりシルクの部屋の前に立つと、中から「おっ、温めたら大丈夫だぞ?」という謎のセリフが聞こえてきた。
は?……あいつまさか。
シ「冷えピタ克服の道、温める。」
ガチャ
『………………。』
シ「……………………。」
ノックなしに開けられた扉にカメラから目線を外しこっちを見たシルク。あ、やべ。って顔になったなぁ。てことは分ってますよね?
私、怒ってます。
『シルク、何してんの。』
シ「え、あ…いや…………。」
『さっさと寝ろこのバカ。』
シ「………………はい。」
『はぁ?38.5℃??ねぇ、馬鹿なの?何高熱出てんのに動画なんて撮ってんの?今日は動画出さないって言ったよね??』
シ「えっと……今しか克服するチャンスがないと思って……。」
『温めたらそれはもう冷えピタじゃない、ぬるピタだよ。克服なんて出来てないし、熱吸い取ってくれないじゃん!もう体温と共存してんじゃん!』
シ「す、すみませんでした……。」
『もう冷えピタなんていいから。シルクママにアイスノン貰ってくるから。お前は大人しく寝てろこの動画バカ!』
シ「あ、動画バカは割と嬉しい…。」
『喋れなくしてあげようかぁ?』
シ「この看護師怖ぇ!」
一悶着あったけど、疲れがどっと出たのかシルクは布団に入ったら大人しくなった。アイスノンとゼリーと薬をシルクママから貰って部屋に持っていく。
『ほら、それ食べて薬のんでアイスノンして寝る!』
シ「……Aは大丈夫なのかよ。各家回ってんだろ?全員分の風邪貰うなよ?」
…呆れた、自分が風邪ひいてるくせに他人の心配をしてくれるのかこのリーダーは。相変わらず優しいなぁと苦笑いした。
『私は平気だよ。ちゃんと感染予防してるから。それに言ったじゃん。メンバー全員病気になったらまとめて看病するってさ。』
シ「…ははっ、かっけ。」
(作者より)
適当だし、セリフが多いのは許して……。
魔法の言葉「これは自己満足小説だから!!」
そして初っ端からモトキとの絡みなし笑
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リィオ(プロフ) - HANAさん» 随分投稿が遅くなってしまった汗ダーマさんでないんす、すんません笑 (2019年12月23日 12時) (レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - おおおおお!!子供?!子供ちゃん?!なんだよ、可愛いなぁ、ダーマくん出ないのかよ(わがまま)www続き楽しみ!! (2019年12月22日 9時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
www - また何か書いてもらえますか??? (2019年10月23日 20時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
リィオ(プロフ) - wwwさん» いいえーこちらこそ読んでくださってありがとうございます! (2019年9月15日 11時) (レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
www - リクエストに答えてくれてどうも! (2019年9月15日 10時) (レス) id: bb2f701b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リィオ | 作成日時:2019年6月10日 18時