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もうダメだ、そう思ってギュッと目をつむった瞬間、体の上にあった重さがなくなった。目を開けると、涙で滲んだ視界に頭の中で助けを求めた彼の姿が見えた。
モ「A！」
『んん…！！(モトキ…！！)』
男1「て、てめぇ！」
突然現れたモトキに頭上で私の腕を抑えていた男が殴りかかろうとする。モトキはその拳をいなして腕をひねりあげて相手を床に倒した。
男1「ぐっ……！」
モ「大人しくしてて。」
アクション映画みたいな光景に思わず見入ってしまった。すると、先程モトキが殴り飛ばしたであろうもう一人の男がモトキに襲いかかろうとしていた。
でも、その男の拳はモトキに届くことはなく。
ン「やぁ！！」
男2「ぐわぁ！！」
これまた突然現れたンダホの体当たりをまともにくらって男は吹っ飛んだ。
ン「A！大丈夫！？」
『ンダホぉ…！』
来てくれたことに安心して涙が零れた。
モ「遅くなってごめんね。もう大丈夫だよ。」
男を取り押さえながら、モトキがこちらに目線を向けて笑った。そして、またすぐに真剣な顔で前を向いた。モトキの目線の先にはシルクと柳田が向かい合っていた。
柳田「ぁ……あ……！シルク、くん………！」
シ「気安く名前呼んでんじゃねぇよ柳田……！」
モ「やっぱりあんただったんだね全部。…ホントに、どんだけ俺らを怒らせるのが上手いのさ…！？」
シルクとモトキの気迫に柳田は「ひっ…！」と上ずった声を出した。
柳田「な、なんで、ここにいるのよ！それに、玄関の鍵は閉めてたはず……！」
シ「バーカ。俺らは元々下にいたんだよ。Aが用事済ましたらまたすぐ戻るつもりだったのに、いつまで経っても帰ってこなければ不審に思うのは当たり前だろうが。」
ン「鍵に関してはシルクが念の為にって合鍵をもらってたからね。」
シルクとンダホの言い分にぐっと息を詰める柳田。そんな彼女に追い討ちをかけるようにモトキが静かに話し出した。
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます！申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (
レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか？ 楽しく読ませていただいてます｡ (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー！！続き！！！早く！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年6月6日 21時
