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"ねぇねぇ、月島さんが転校したのって柳田さんに脅されたかららしいよ？"
"えー何それ。こわっ！"
"月島さん、可哀想……。"
"柳田さんってさ、確かに可愛いけど……ちょっとねー。"
そんなことがあって、クラスの人達から避けられるようになったらしい。居場所が無くなったことに耐えられなくなった彼女は程なくして学校をやめたと聞いた。
気の毒だとは、思う。だけど、それを私のせいにするのはお門違いだ。
全部自分が悪いのに。
前髪を掴みながらこちらを睨んでいた柳田の口元がにぃっ…と歪んだ。
柳田「だ、か、ら……また消えて欲しいの！今度は、この世から、永遠にね…！」
『っ……な、んで……？』
柳田「は？」
『なんで、こんなことするの？罪もない動物に、あんなことまでして…！』
柳田 「動物？あぁ、別に。たかがネズミや猫でしょ？あんたを苦しめるための手段として使っただけよ。」
『っ……！』
訳も分からず痛めつけられて、命を落とした動物達のことを考えるとどうしようもなく怒りがこみ上げて、柳田を睨みつけた。
柳田 「…なに、その目。ムカつく！」
『つっ…！』
バシンと頬を叩かれた。
柳田「余裕そうだけどさぁ、少しは自分のこと考えたら？あんたもあの動物達みたいにズタズタにしてやるんだから。」
悔しいけどそうだ。今はこの状況から脱する方法を考えないと…！でも、私が戻らなければ、シルクたちが異変を感じてくれるはず…。
この部屋から駐車場は見えづらく、柳田はまだシルク達が下にいることに気づいてない。
どうにかして、時間を稼いで……
そこまで考えていた思考は次の柳田の一言でフリーズした。
柳田「でも〜ただズタズタにして消えてもらうだけじゃつまらないから〜ネットで恥ずかしー写真たっくさんばらまいてあげる♡」
『……は？』
指を顎にあててあざとく笑う柳田の顔はやっぱり悪魔に見えた。
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます！申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (
レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか？ 楽しく読ませていただいてます｡ (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー！！続き！！！早く！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年6月6日 21時
