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ン「んぅ……?」
ザ「う、ん…………?」
『ダホ、ザカ……?』
2人の目が開いて、寝起き特有のぼーっとした目で私を捉えた。
すると、一気に目が覚めたかのように2人してガバッと起き上がる。
「「A!!」」
『は、はい!?』
突然名前を呼ばれて思わず返事をした。そしたら前方から2人に抱きつかれた。
ン「モトキから話聞いて心臓止まるかと思った……!なんで…なんでもっと早くに相談してくれなかったの!?」
ザ「俺もだよ!メール貰って、仕事終わってから全力疾走してここまで来たんだから…!ホントに、心配でっ…………!」
抱きつかれてるから顔は見えなかったけど、2人共涙声で訴えてきて。
流されるように私の目にも涙が浮かんだ。
『っ…ごめん、ごめんね……ダホ、ザカ……!』
2人の背中に手を回してギュッと抱き着いた。
ン「辛かったよね…!もう大丈夫だよ。」
ザ「俺らがいる!俺もシルクもマサイもンダホもモトキもぺけたんもダーマも…みんないるから!」
『うん……うん……!』
そうだ、私にはみんながいる。
モトキに目を向ければ、優しく微笑んでくれた。いつの間にかシルクとマサイもそこにいて、シルクはこの状況に苦笑いをしてるし、マサイは若干涙目になっている。
私にはこうやって一緒にいてくれて、一緒に泣いてくれて、一緒に笑ってくれる、仲間がいる。
『っ……ありがとう…!』
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら精一杯のお礼を言った。
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます!申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか? 楽しく読ませていただいてます。 (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー!!続き!!!早く!!!(((o(*゚▽゚*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リィオ | 作成日時:2018年6月6日 21時