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モ「…A、シルクの家に行こう。事情を話さなきゃ。」
『うん……でも、』
"次はオマエの番だ"と書かれた手紙が脳内をチラついた。
外で待ち伏せされてないかとか考えて、心がまた恐怖で満たされた。
モ「…………。」
そんな私の心を読んだかのように、モトキはスマホを取り出して誰かに電話をかけ始めた。
モ「あ、ンダホ？まだシルクの家にいる？」
……ンダホ？
モ「うん、今Aの家。……うん、ンダホ号でAのアパートの前まで迎え来てくれないかな。」
『！？モトキ…』
電話を切ったモトキが私を見て微笑んだ。
モ「大丈夫。ンダホがすぐ来てくれるって。そしたら一緒にシルクの家に行こう。」
一瞬で恐怖が和らいだ。私の表情を見てすぐに察してくれるモトキはホントにすごい。
『っ……あなたはエスパーですか？』
モ「ふふっ、どうだろうね？」
そうこうしているうちに、ンダホがアパートの前に到着した。
キョロキョロと周りを確認しながらモトキとンダホ号に乗り込むとどっと力が抜けた。
ン「いきなり迎え来てなんてどうしたの？お安い御用だけどさ。」
モ「シルクの家に着いたら話すよ。とにかく今は早くこの場を離れよう。」
ン「？わかった。」
『……ンダホ、ごめんね。』
ン「大丈夫！いつでも頼って！」
ホントにみんな優しすぎるよ。
バックミラーで私の顔を見て「！？A、泣いた！？どうしたの！？」と慌てるンダホを宥めつつ、モトキの方をちらっとみた。
何かを真剣に考えている。
ぼーっと見ていたらパチっと目が合った。その瞬間、さっき抱きしめられたことがふっと頭に浮かんで顔が赤くなるのが分かった。こんな状況なのに、不謹慎な自分が嫌でモトキから目をそらした。
そしたらンダホが低い声で「モトキが泣かせたの……？」と言ってきたから全力で否定した。
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます！申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (
レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか？ 楽しく読ませていただいてます｡ (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー！！続き！！！早く！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年6月6日 21時
