she's not afraid ーseason1

...違う ページ20

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控室で衣装の用意をしながらみんなが話しているのを聞いていた。

Harryはまだ来ていない。


Niall「とうとう明後日からアメリカだねー！楽しみだなー！」

Zayn「LouisはEle連れてくの？」

Louis「呼んでるよもちろん！オフも一緒に過ごすんだ〜！」

アメリカは2日ライブをして
1日オフで
そのあと違う州に移動してまた2日ライブというスケジュール。


Liam「Zaynは呼んでないの？」

Zayn「呼んだんだけど、仕事かぶってるみたい。だからオフの日に僕がイギリスに戻るよ。」

Niall「相変わらず熱いねー！笑」


今晩今からイギリスでTV収録が終わったらすぐにアメリカへ発つ。

多忙な中でもLouisとZaynは自分の恋人との時間を作っていて素敵な男性だな、と話を聞いていて思う。

でもその反面、昔のことがフラッシュバックして
笑顔ではいられなくなる。



Louis「そーいえばさ、Aは彼氏いないの？」


俯いていた時に突然Louisに話しかけられてビックリしてしまった。

A「えっ！？あ、彼氏！？いないよ！」


Zayn「そうなんだ〜。可愛いしいると思ってたよ。」


Zaynはいつもこうやってさらっと嬉しいことを言ってくれる。


Louis「確かにAの恋バナって聞いたことないよね。笑」


ほんとだねーと言ってNiallが笑う。



なぜかふとHarryの顔が浮かぶ、、、


どうして、、、





そんなとき控室のドアが開いた。




Harry「みんなー！おはよー！ごめーん！ちょっと遅れちゃった！！」



Niall「遅いよー！」


続いてJessieも入ってきた。


Jessie「さーて今日の収録の衣装合わせをしましょ！

A！準備出来てるわよね？隣の部屋に持っていってくれる？」


A「はい！」






衣装を運ぼうとしたときだった


Harry「手伝おっか？」


昨日の夜の男らしいHarryじゃなくて
みんなでいるときの子どもみたいな
笑顔のHarryだった。



A「えっ、あっ、ううん、大丈夫！ひとりで出来る！衣装合わせまでゆっくりしてて！」




動揺を隠せなかった。


だって、こんなの、初めてだもん、、、






今までの男は
コトが終われば他人のよう。

優しいのはその夜だけ。


それか、

本気になって、付き合おうって言ってアタックしてくるか。


どっちかだった。



Harryはどちらでもない、、、


Harry、あなたはいったい何を考えてるの？




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