お医者のあらしちゃん (ページ11)

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｢和ー？起きたか～？｣

ありゃ？まだ寝てんの？

J｢ちょっと寝すぎじゃない？｣

俺もちょっと心配になって聴診器と血圧測定器を持ってきて診察するけど特に異常はない

｢和？和？大丈夫？起きれる？｣

ちょっと肩を揺すってあげると潤んだ瞳がこっちを向いた

｢大丈夫？よく寝てたね。頭痛いのどう？｣

N｢んー、だいぶマシになったよ｣

ましって事はまだちょっとは痛いんだな

でも、さっきよりかは全然顔色も良くなってて一安心

N｢俺、どれくらい寝てた？｣

｢軽く2時間は寝てるよ｣

N｢マジ？でも、よく寝たから頭痛もマシになったし結果オーライ。やっぱ睡眠不足だったのかなぁ｣

こんなにもよく寝るもんだから薄々わかってたけど睡眠不足は頭痛も悪化しやすくなる

｢やることいっぱいあるのはわかるけどさ、ちゃんと管理して寝なよ？｣

N｢はーい｣

J｢かず？ご飯作ったけど食べれそう？｣

N｢うーん。まだちょっといいかも｣

頭痛はマシになったけどやっぱりまだ食欲はないらしい

でも、潤が和が食べやすいようにスープを作ってくれてたから、それならってちゃんと食べられてた

で、和が先に食べて俺たちは2人が帰ってきてから食べたんだけどソファーを見るとふわふわな前髪を目にかけてスヤスヤと眠るかず

｢あら、寝ちゃった。まだお風呂入ってないのになぁ｣

J｢まあ、いいんじゃない？明日入れば。寝れてるってことは頭痛も治ったってことだしやっぱり疲れてたんだよ｣

そうだね。まあ、寝ることは悪いことじゃないからこのまま寝かせてあげよ

このままと言っても腰に悪いから雅紀がベットに運んでてあげてた