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「ん〜もうさすがに何も見えない。」
Aが、双眼鏡から目を離して言った。
もうすっかり夕日も落ち、太陽の代わりに
月が闇夜をほんのりと照らしている。
「今日は終わりでいいだろ。ベポたちももう寝てるし。」
「ほんとだ。いつのまに！」
フッとロウソクの火を消し、
3人に毛布をかけたA。
「まあ正直…ルフィのことより心配なのは、ホーキンスとアプーの動きだね。」
「確かにな。あいつらがカイドウの下にいるとは知らなかった。」
今日、花の都で噂を聞いた。
うどん という囚人収容所に
とある海賊が捕らえられたと。
その海賊と一緒に入国してきたホーキンスと
アプーはカイドウの部下になったが、
その1人だけはカイドウに楯突き、捕らえられたらしい。
「捕らえられたのは、100% ユースタス・キッドだよね。」
「そうだな。あいつら、同盟を組んでたはずだが…」
どういう訳で、3人が分裂してんのか。
「作戦なのか、裏切りなのか…どっちにしろ、あいつらが花の都に来たら厄介だな。」
ワノ国は鎖国国家なので、外の情報は入ってこない。
なので俺たちの顔を知る者がいないからこそ
鼻屋やニコ屋、ロボ屋も一般人として潜入できているのだ。
「明日、兎丼に行って本人に聞いてこようか、」
「ダメだ。」
「どうしてよ？」
_____「あいつにも、新世界で会おうと伝えといてくれ。お前みたいなひょろひょろのやつのとこじゃなくて、俺のところに来させるからよ。」
「あいつ、次会った時にAのこと仲間にするって言ってたから…」
「そうなの？知らなかった！でも大丈夫だよ〜」
俺の顔を見て、フフッと笑ったA。
「出てけって言われてもハートの海賊団を離れないんだから。覚悟しといてよ？」
そして、俺の首の後ろに腕を回すと
意地悪な顔をしてそう言った。
そんな愛らしい彼女のおでこに唇を落とす。
「言ったな？絶対忘れんなよ？」
目と目が合い、どちらからともなく唇を重ねた。
次話R指定入ります。苦手な方は2話分飛ばしてください。
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ソンア(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとう！最近ゆったり更新ですが…笑頑張ります！ (8月8日 9時) (
レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
ソンア(プロフ) - pocoさん» ありがとうございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新頑張って下さいね。待ってます(*^^*)応援しています。 (8月3日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いお話で一気読みしてしまいました！！これからも更新楽しみにしています！応援しています！ (7月29日 21時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ユイナ(プロフ) - 美月さん» お久しぶりです！最近サボりがちですがT T 書き溜めてはいるので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いします！ (2023年3月11日 22時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソンア x他1人 | 作成日時：2022年7月13日 1時
