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「それで、話って？」
基地へ戻ると、麦わらの一味たちと錦えもん
その隣にはモモの助が正座している。
相変わらずゾロ屋は眠りこくっているが、
錦えもんが話を始めた。
「これからの作戦、そして拙者たちのこれまでについて全てでござる。」
錦えもんが、基地の裏手に回るよう俺たちに言った。
そこで俺たちは驚くものを目にした。
「えっこれ…！？」
「拙者たちの墓でござる。」
そこには、モモの助や錦えもんを含めた
侍たちの名前が記された墓が並んでいたのだ。
「錦さんたちって死んでたの？！！！えっ、じゃあ幽霊！？」
「幽霊なのかぁ？！！」
Aと鼻屋が大騒ぎ。
前者は目を輝かせ、後者は恐怖で震えているが。
「幽霊…そう言われればそうかも知れぬ。拙者たちは20年前、おでん様と共に死んだとされておるからな。」
「ん？20年前？」
Aがモモの助の顔をまじまじと見る。
「モモくんって…何歳？」
「何を隠そう拙者たち、20年前のワノ国から現在へ時を超えたのでごさる！」
「「？！！！」」
錦えもん曰く、おでんの処刑は20年前。
このワノ国を"支配"している将軍オロチと
裏で手を組んでいるカイドウに殺された。
錦えもんたちも、共に処刑されるところだったが
命からがら逃げ伸び、たどり着いたのは
今俺たちがいるこの場所
「おでん城」
「そして、モモの助さまの母上、トキ様の力で拙者たちは20年後のここに飛ばされたのでござる。今はおでん城"跡地"だが。」
時を超えただなんて、にわかに信じがたいことだが…
悪魔の実の能力があれば、あり得ない話ではない。
「おでん様、トキ様が亡くなられたのは20年前、だが拙者たちにとってはつい数ヶ月前のこと…」
錦えもんが後ろを振り返り、ワノ国を見渡した。
「20年後のワノ国を見て、驚いた。あんなに美しかったこの国が、こんなことになっていようとは。」
錦えもんも、モモの助も悔しそうに
遠くに立ち並んだ工場を眺める。
「オロチのいる花の都以外の土地や川は工場からの煙や水で汚染され、まともや食物は育たなくなった。その結果、多くの民が飢えに苦しんでおる。」
ワノ国についてほとんどを知らない俺たちは、
そんな2人に何も声をかけられなかった。
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ソンア(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとう！最近ゆったり更新ですが…笑頑張ります！ (8月8日 9時) (
レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
ソンア(プロフ) - pocoさん» ありがとうございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新頑張って下さいね。待ってます(*^^*)応援しています。 (8月3日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いお話で一気読みしてしまいました！！これからも更新楽しみにしています！応援しています！ (7月29日 21時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ユイナ(プロフ) - 美月さん» お久しぶりです！最近サボりがちですがT T 書き溜めてはいるので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いします！ (2023年3月11日 22時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソンア x他1人 | 作成日時：2022年7月13日 1時
