-3- ページ28
「お前なぁ！何がどうやったら爆発するんだ！」
「はい、すみません。」
俺の前で正座するA。
「なんで初めての料理で火を使うものに挑戦したんだ。焼き魚より先にやれるもんがあっただろ」
「だって…ローが好きなものを1番最初に作れるようになりたかったんだもん、」
「あら可愛い。」
「許す。」
「うぉい！！！甘すぎだろっ！！」
鼻屋のツッコミが通り抜けた。
「にしても、焼き魚でキッチンが爆発はするなんて！さすがルフィの双子だな！」
「だろ？俺の言った通りだ。」
「でもすごいな、結構な爆発だったのにこの船、びくともしてねぇ！」
麦わら屋の一味たちは相変わらず能天気だ。
これが自分の船だったとしても、
笑って終わるんだろうなコイツらは…
「やっぱり私、料理のセンスないのかな…シャチさんに教えてもらったのに。」
それとは正反対に、本気で落ち込んでいるA。
はぁ、とため息を吐いた。
「今思い出したけどさ、子供の頃エースとサボにご飯作ったんだけど2人とも奥歯が欠けたんだよね。」
「一体、何を作ったんだ…」
俺の為に頑張ってくれたのは嬉しいけど。
Aに飯を作らせるのは、身の危険を感じる…
「フフッ、大丈夫よ。」
ニコ屋がAの肩に手を置いた。
「サンジが戻ってきたら教えてもらうといいわ。彼、料理を教えるのも得意だから。ルフィでも、鍋を3つダメにしたくらいでカレーが作れたのよ。」
3つ"くらい"…？
3つ も の間違いじゃねぇのか。
「そーだな！サンジなら喜んで教えてくれるさ！」
ニコ屋と、鼻屋の言葉に「やったー！」と
目を輝かせるA
「サンジさん、戻ってくるの楽しみ〜！」
「Aの素顔みたらあいつびっくりするだろうな！」
黒足屋を連れ戻すのに、どれだけ苦労したか
ナミ屋から聞かされるのはもう少し、先の話____
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソンア(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとう！最近ゆったり更新ですが…笑頑張ります！ (8月8日 9時) (
レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
ソンア(プロフ) - pocoさん» ありがとうございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新頑張って下さいね。待ってます(*^^*)応援しています。 (8月3日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いお話で一気読みしてしまいました！！これからも更新楽しみにしています！応援しています！ (7月29日 21時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ユイナ(プロフ) - 美月さん» お久しぶりです！最近サボりがちですがT T 書き溜めてはいるので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いします！ (2023年3月11日 22時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソンア x他1人 | 作成日時：2022年7月13日 1時
