-3- ページ3
「あ！トラ男！Aに渡せたんだな〜！」
薬草を持って戻ると、トニー屋が
すぐに気付いて嬉しそうに言った。
そんなトニー屋の前に、キツネ屋がしゃがみ込む。
「2人とも元気な顔に戻ってる！よかった！」
「トラさんから聞いたよ。ありがとうね、チョッパー。さすが名医！」
「ほっ、褒めて何もないぞ！コノヤロッ！」
嬉しそうだな…
「あら。あんたたち、やーっと、くっついたのね！」
近くにいたナミ屋が、木材を担いだ
麦わら屋とこちらに歩いてきた。
「やっとって…どういうことだ？」
「2人が同じ気持ちってことくらい見てたら全員わかってたわよ！特にトラ男くん、Aといる時の雰囲気がぜんっぜん違うからね？」
「…全員は言い過ぎじゃないか？」
「何言ってんの！そもそもチョッパーに、トラ男くんどうにかしてって頼んだのはハートのみんななんだからね？」
あいつらが？
「でもそうね、全員ってのは確かに言い過ぎたわね。Aとトラ男くんは気付いてなかったから！あ、あとルフィと…チョッパーも怪しいわね」
「くっついたってなんだぁ？」
ナミ屋の横で、大きく首を傾げた麦わら屋と対照に
トニー屋がフンッと誇らしげに鼻を鳴らした。
「俺はわかってたぞ！求愛行動でメスに花を渡す鳥がいるんだ、それでトラ男もやってみたらいいんじゃねぇかって思って渡したんだからな！」
「あっはは！！！トラさん！鳥だってー！！」
俺は、鳥と同じなのか……
爆笑するキツネ屋と、麦わら屋。
「まあ、とにかく。昨日は何があったのか知らないけど、結果的に2人が上手くいってよかったわ！さっ、ルフィ行くわよ！」
ナミ屋は麦わら屋に木材を全部持たせて
持ち場へと戻って行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソンア(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとう！最近ゆったり更新ですが…笑頑張ります！ (8月8日 9時) (
レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
ソンア(プロフ) - pocoさん» ありがとうございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新頑張って下さいね。待ってます(*^^*)応援しています。 (8月3日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いお話で一気読みしてしまいました！！これからも更新楽しみにしています！応援しています！ (7月29日 21時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ユイナ(プロフ) - 美月さん» お久しぶりです！最近サボりがちですがT T 書き溜めてはいるので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いします！ (2023年3月11日 22時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ソンア x他1人 | 作成日時：2022年7月13日 1時
