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「きっとこんなの何かの間違いだろ！」
「あぁそうだ！キツネは俺たちの仲間なんだからさ！」
みんなは口々にそう言った。
俺だって気持ちは同じだ。
きっと、すぐに戻ってくるって
「ね、キャプテン、きっとすぐに戻って来ますよね！」
そう、思いたかった。
「あぁ、そうだな。」
でも…
キツネ屋は、一度も俺たちの仲間だって
言ったことはなかったんだ……
「っ……」
シャチが、俺の顔を見て言葉を詰まらせた。
あの時俺は、どんな顔をしてたんだろうか。
それからは誰もキツネ屋のことを話さなくなった。
「……どこ行ったんだよ…バカ…」
何も言わず、勝手に消えて。
腹が立つのに。
もう戻ってこないってわかってるのに。
俺は毎晩、部屋にあるどうしても捨てられない
あの写真を見てはキツネ屋のことを想った。
それから、1年も経たないうちに
俺は王下七武海になった。
目的はただひとつ、海軍の持つ情報を手に入れるため。
コラさんの本懐を遂げる為の計画が
着々と進んでいるのに。
ずっと、心の一部に穴が空いてるみたいだった。
それが、パンクハザードでキツネ屋に再会した瞬間。
その姿を一目見ただけでその心の穴が埋まった。
キツネ屋がこれからどうするつもりなのかも
何もわからなかったのに。
声を聞き、存在を近くに感じただけで
満たされる感覚がしたんだ。
「どんだけ好きなんだっての…」
俺の気も知らず、気持ちよさそうに
寝ているキツネ屋が憎い。
でも、その何倍も何百倍も愛おしい。
そんな心地の良い気持ちの中、
いつのまにか俺も目を閉じていた。
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ソンア(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとう！最近ゆったり更新ですが…笑頑張ります！ (8月8日 9時) (
レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
ソンア(プロフ) - pocoさん» ありがとうございます！ (8月8日 9時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新頑張って下さいね。待ってます(*^^*)応援しています。 (8月3日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
poco(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白いお話で一気読みしてしまいました！！これからも更新楽しみにしています！応援しています！ (7月29日 21時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
ユイナ(プロフ) - 美月さん» お久しぶりです！最近サボりがちですがT T 書き溜めてはいるので、ぜひぜひこれからもよろしくお願いします！ (2023年3月11日 22時) (レス) id: 0dc28b449b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソンア x他1人 | 作成日時：2022年7月13日 1時
