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それから、迫る毒ガスから逃げ切り
間一発で研究所から抜け出した。
だがそれで、一安心と言うわけにはいかなさそうだ。
「バッファロー！！…お前は…ベビー5か？」
外にでると、ドンキホーテファミリーの
幹部の姿があったのだ。
ロボ屋と闘い、体力を消耗しているようだが
まだまだ動けそうな2人。
「ロー？！！！あなた、本当にジョーカーに盾突くつもり？！」
ベビー5が俺に向かって声を上げたあと
バッファローも俺に振り向いた。
「この裏切り者が！ジョーカーはまだお前の為に、ハートの席を…」
うるせぇ。
そんな席……いらねぇんだよ。
「あ？誰だぁ？あいつら友達か？」
麦わら屋がバッファローとベビー5の方を見る。
「いや……」
俺がファミリーにいた頃は、特に
あいつら2人とはよく一緒にいた。
特別、恨みがあるわけじゃねぇ。
だが…ファミリーにいる限り、お前らも…
「敵だ…！」
「あっ！あいつら逃げたぞ！！！」
麦わらの一味とG5相手にはさすがに
分が悪すぎると判断したのか、
近くに倒れていたシーザーを掻っ攫い
すぐにバッファローの能力で空へ逃げて行った。
「よぉし！俺に任せろ！」
「私も…逃げてばっかりじゃないわ！！」
ハナ屋と、ナミ屋がそれぞれの武器を構える。
「行けー！ウェザーエッグ！！！」
「必殺！！突撃流星群！！！！」
ナミ屋の落雷と、ハナ屋の狙撃によって
シーザー諸共、3人はくたばり海へ落ちた。
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作者名：ソンア | 作成日時：2021年4月2日 20時
