巡り巡るはきみのもと3 (ページ18)

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ウォーターセブン・仲間だ-1- ページ18

-それから、3日後の昼

はあ…やっぱりジョーカーはいねぇか。

あれから、いろいろ聞いて回ったが
ジョーカーがここにいた事実はなかった。

もちろん、工場も探してみたが手掛かりもなし。

「キャプテン！！？」

ホテルに戻る道すがら、ペンギンに会った。

「これ、見ました？！今朝、配られたやつなんですけど。」

すぐに駆け寄ってきて、
新聞の一面を見せるペンギン。

「見てねぇ。」

「一体、どこで何してたんですか？！ほんとに！……まあいいですけど、ここ、見てください。」

「…！」

こいつは、ドラム島でキツネを攫った…

新聞記事には、昨晩ドラム島がこいつに襲われ
壊滅的な被害を受けたと描かれていた。

本名はマーシャル・D・ティーチ。
「黒ひげ」と名乗っているようだ。

Dの一族……

「黒ひげって…」

「こいつ、元、白ひげ海賊団の2番隊だったらしいですよ。」

_________ 「俺ァいま、ある男を追ってんだ。」

空島へ行く前の、火拳屋の言葉がよぎる。

…もしかして、あれって……

「まじで、キツネが奪われなくてよかっ…「ペンギン、キツネ屋はどこにいる？」

「え？キツネなら、部屋でゆっくりするって言ってましたよ。」

なんだろう、嫌な予感がする。