23話 ページ23
ーKyomoto Sideー
いい香りがして目を覚ますと、抱きしめて寝たはずのAちゃんがいなくなっていた。
野菜を切る音がする。
朝ごはんを作ってくれているのか。
リビングに行くと、エプロンをつけてキッチンで料理をしているAちゃんの姿が見えた。
なんかこれ。
新婚みたい。
一緒に住んでるってこんな感じか。
いいな。同棲。
「あ、大我くん。おはよう。、昨日は、ありがとう。スキンケアとか色々やってくれて。」
京「おはよ。いつも何使ってるかわかんなかったから、適当なもの使っちゃったけど、大丈夫だった？」
見た感じ肌荒れとかはしてなさそうだけど。
「うん。大丈夫。普段よりお肌いい感じでびっくりした。、あ。そうだ。大我くんはお餅何個食べる？お雑煮作ってるんだけど。」
ん？
京「白味噌？」
「、あ。ごめん。京風のお雑煮作っちゃってた。あれ、東京は。、醤油ベースだっけ？」
これが、Aちゃんが慣れ親しんでるお雑煮か。
京「いいのいいの。Aちゃんがいつも食べてるやつが食べたい。、お餅は2個でお願い。」
お正月だから、お正月の食事を作るっていう発想好きだな。
昨日、実家でおせちとお雑煮は食べたけど、Aちゃんと一緒に食べたかったし。
「お餅2個ね。了解。大我くんのお家の味と違うかもしれないけど、美味しくできてるといいな。」
Aちゃん、結構料理上手だし、仕事柄か効率もいいし。
もっと自信持っていいのに。
京「めっちゃいい匂いする。」
「ほんと？、あ。座ってていいよ。もう少しかかるかも。」
台所に立っているAちゃんを見ているだけで幸せな気持ちになってくる。
京「いいの。ここで見てる。」
「ふふ。私もその方が楽しいかも。」
この子可愛すぎるんだけど。
なんなの。
鼻歌歌いながら料理してる。
、ん？
京「この曲。」
「、あ。ごめん。本人を前にこんな。紅白で歌ってた曲、いい曲だよね。」
俺が知ってる範囲では、Aちゃんがこの曲を聴いたのは、紅白の録画を一緒に見た1回だけ。
京「あの後何回か聴いた？」
「、え？ううん。あの時だけ。」
え？一回聴いただけでこんなに完璧に覚えられるもの？
もしかして、Aちゃんって音楽的センスある？
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なみ - みっちゃまさん» 初めまして！コメントありがとうございます。嬉しいです。移行後も更新頑張ります！ (6月11日 8時) (
レス) id: a63707fe56 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃま(プロフ) - 初めまして！いつも楽しみに読んでます！更新頑張ってくださいね♪ (6月10日 21時) (レス) @page49 id: ae6d093884 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - annaさん» 今回はそこまで、影響しません笑。次の章に入ったら伏線回収しますので、少々お待ちください！ (6月10日 20時) (レス) id: 37edce53b2 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - annaさん» 流石！お察しの通り、バイオリン関係です。多分もう少しで判明すると思います。 (6月1日 8時) (レス) id: ee5fa7d873 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - annaさん» 夢主ちゃんがほとんどテレビを見ないというのが実はヒントだったりします笑。更新頑張ります！ (5月25日 8時) (レス) id: ee5fa7d873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみ | 作成日時：2023年5月1日 18時
