1話 ページ1
ーYour Sideー
そういえばさっき、大我くんのお家の人が助けになってくれるみたいなこと言ってたけど、同じ業界の人なんだろうか。
私、意外と大我くんのこと、知らないんだな。
「ね、大我くんのこと、もっと知りたい。色々教えて。」
京「俺も同じこと考えてた。じゃあ、まず家族の話からしよう。」
家族の話か。
京「俺の家は、一人っ子なんだけど、あんずっていう犬を飼ってるから4人家族みたいなもんかな。父親が俳優をしてる。」
そうなんだ。お父様が俳優さん。
「私の家は、弟がいるから4人家族。京都に住んでるから、年に2回ぐらいしか会えてないかな。、あ、でも。弟はこっちでスタートアップ企業の社長をやってるから、たまに会ってるよ。」
年が近いからか、ちょっぴり生意気な弟だけど。
京「そうなんだ。社長さんか。すごいね。」
「ゲーム作ってるだけだよ。」
京「ていうか、話が違うんだけど。」
え？話が違う？
何か言ったっけ？
京「馳さんの騒動の時、実家に帰るって聞いたけど、京都なら帰れないじゃん。」
あ。、気にしてなかった。
怒ってる？
京「あの後もずっとここに帰ってきてたんだよね？危ない目に遭わなかった？」
「うん。大丈夫。嘘ついてごめんね。」
怒ってるんじゃなくて、心配してくれてるんだ。
京「それとさ、家族に言ってもいいんだよ。」
「ううん。言わない。レアケースではあるけど、家族から交際が漏れたケースもあったんだよね。」
うちの両親は口が堅いタイプだけど、念には念をいれて。
京「ほんとありがとね。」
え？
京「Aちゃんは、俺の仕事のこと、ちゃんとわかってくれるから助かるよ。でも。」
でも？
京「我慢とかは禁止。わかった？」
「うん。わかった。ありがとう。」
ーーーーー
っふふ。
昨日は楽しかったな。
一緒にケーキ食べて、色々お話しして、お互いのこともっと知れたし。
三枝「藤川、これ。玲那ちゃんの検査結果。」
うーん。だめか。
三枝「入院延長？」
「そうなるね。かわいそうだけど、ライブは許可できないかな。」
三枝「まあ、仕方ないだろ。心臓は、何かあったら死に直結するし。」
そうかもしれないけど、それを原動力に治療を頑張ってたし。
何か私にしてあげられることがあったらいいんだけど。
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なみ - みっちゃまさん» 初めまして！コメントありがとうございます。嬉しいです。移行後も更新頑張ります！ (6月11日 8時) (
レス) id: a63707fe56 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃま(プロフ) - 初めまして！いつも楽しみに読んでます！更新頑張ってくださいね♪ (6月10日 21時) (レス) @page49 id: ae6d093884 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - annaさん» 今回はそこまで、影響しません笑。次の章に入ったら伏線回収しますので、少々お待ちください！ (6月10日 20時) (レス) id: 37edce53b2 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - annaさん» 流石！お察しの通り、バイオリン関係です。多分もう少しで判明すると思います。 (6月1日 8時) (レス) id: ee5fa7d873 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - annaさん» 夢主ちゃんがほとんどテレビを見ないというのが実はヒントだったりします笑。更新頑張ります！ (5月25日 8時) (レス) id: ee5fa7d873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみ | 作成日時：2023年5月1日 18時
