貴「兄さん・・・。僕、実は・・・。」ロー「何なんだよ。２３話だ。そして久しぶりの俺side」 ページ25
Aが俺の事を・・・好き？
『だいすき』って言ったと思うんだが、やっぱりおれの聞き間違いなんだろうか
ていうか何でおれがそんな聞き間違いを?
考えるだけ分からなくなる一方で。
俺は、Aの事をどう思ってるんだろう。
それさえもわからない。
おれは少し落ち着こうと甲板に出た。
するとそこにはべポの姿が。
「あっ、キャープテーン！昼寝？」
「あぁ」
「Aが来てから」
「！？」
こいつ、エスパーか？
俺がAの事を考えてたことを読んで、話題を振ってきたというのか・・・？！
「Aがどうした？」
冷静を装い、聞く。
「来てから、みんなが一層楽しそうだよね」
「あぁ、その事か」
「何のことだと思ったの？ね、キャプテンもそう思うよね？」
まぁ確かに・・・。
Aが来てから船員(クルー)たちは、より一層仲良くなった気もする。
あいつの影響力は・・・。凄いな。
「ね、キャプテンってAの事好きなの？」
「っ！？」
やっぱりこいつはエスパーなのか！？
いや、でも。
「まさかそんなわけないだろ」
「えー、そう？キャプテンとAって結構お似合いだと思うけどなぁ」
「あいつにはもっとふさわしいやつがいるだろ」
「嘘っ、誰！？おれにはキャプテンしかいないと思うけど」
「何でそう決めつける・・・。」
するとべポは心底驚いた顔をした。
「どうした？べポ」
「Aってキャプテンの事好きなんじゃないの？」
〜Aside〜
「あれ？ローとべポ、どこかなぁ」
私は焼き立てのチーズケーキを持って、ローたちを探していた。
すると甲板から二人の声が。
「ん？私の話？」
しばらく聞いていたら、ローと私がお似合いと言う話に・・・。
そして、衝撃の一言。
「Aってキャプテンの事好きじゃないの？」
「ええええっ！？」
と叫ぼうとしたけど、ばれるからこらえる。
何で！？
私シャチにしか話してないんだけど！？
まさかべポって・・・。エスパー？
いやほんと怖い。
シャチには言うなって言ったのにっ。
しかも、ローはすぐそれに反論しないし。
やめてよ。嫌だ。
「私に夢を見せないでっ・・・！」
そんなの、ローと両想いかもって思っちゃうじゃない。
夢を見ちゃうじゃない。
思っちゃ駄目だ。
だって、そんなわけないんだから。
ローにお似合いなのは、別の人。
私じゃない、別の人なのに。
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ルイ(プロフ) - 面白いです！私社会6点でした！！←理科が、、1点！！←←(ノンフィクション☆←←) (2014年12月8日 22時) (
レス) id: 545c12abd1 (このIDを非表示/違反報告)
いんみ(プロフ) - お帰りなさい!!!ニャ♪ (2014年10月8日 22時) (レス) id: a8faef8a6b (このIDを非表示/違反報告)
凜華 - ずっとまっていましたわ！ 更新頑張ってくださいな♪ (2014年10月7日 23時) (レス) id: d3432fb9e6 (このIDを非表示/違反報告)
いんみ(プロフ) - ずぅうと待ってましたニャ!! (2014年10月7日 21時) (レス) id: b3c5ec451e (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！！ (2014年8月15日 11時) (レス) id: d9ec7b5ee2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛＠花吹雪 | 作成日時：2014年1月24日 19時
