Another story-3- ページ8
バレンタインの日。
付き合うことになってまだ一週間くらいしか経ってないので、とりあえずソクジンさんにはチョコマフィンを手作りして、二人には買ったチョコを渡した。
ユンギ先生には“俺、もらっていいのかよ？”
なんて言われたから“日頃の感謝の気持ちです〜”って。
金曜日だったから、ソクジンさんから
“うち来ない？一緒に料理しようよ”と言われて…
私は一旦帰ってから(いちおうお泊まりの用意もして)、車通勤のソクジンさんに迎えにきてもらった。
途中で買物をして、隣の市に住む先生の小洒落たマンションに着いた。
初めて来たソクジンさんの部屋はきれいに片付いていて、広ーいLDKと寝室とゲーム専用の部屋？！があるらしい。
ちょっと見せてもらったけど、パソコンが２台並んでた。
ふ〜ん、ゲーム好きとは…ちょっと意外かも。
“帰ってから作るし、簡単な料理がいいよね〜”と買い物の時に言っていた先生が結局作ったのは、オムライスだった。
私がしたのなんて、野菜を刻んだのくらいだけど…
卵の下にチーズをのせたり、ステーキソースをかけるのがソクジン先生オリジナル、らしい。
ザ・男の料理！って感じ。
ご飯の後に、私の作ったチョコマフィンを二人で食べた。
料理上手な人に“おいしい”って言われると、他の人に言われるより嬉しい。
ちなみに生徒や他の先生からは、一年の女の先生(オンニを含む)からお茶菓子みたいな感じでもらっただけとか。
前に三年生の担任を持ってた時に生徒から渡されそうになった時は、「僕はみんなのキム・ソクジンだからもらっても返せないよ〜」と言って逆に引かれたとか…(笑)
でも、ああいうことで付き合いが始まったから、
ご飯食べた後にまったりしてたら
またそんな雰囲気になって…
順番にシャワーを浴びた後、付き合ってから初めてした。
ソクジンさんは最初の時(忘年会の日)みたいに優しくて、私は初めて○でイケた。
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作者名：Lavandula | 作成日時：2022年8月13日 11時
