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「…はぁッ……はぁ……」
オッパの体が私を抱きしめたまま、ドサッと上に落ちてきた。
ぎゅうぅ〜ともう一度強く抱きしめられる。
『…うっ、オッパ…苦しいよ…』
「…あぁごめんごめん。気持ちよすぎて無意識だった…」
『んー…』 嬉しいからいいけど、さ。
息が整ってから、オッパが腕枕をしてくれた。
「今日は…Aちゃん、イけたね？」
私の顔を覗き込んでオッパが言う。
『…もぉ…そんなこと言わないで？気になる？』
「やー…そりゃ…なるよ。嬉しいしね？」
耳が赤くなってるオッパが愛しい。
『オッパ…大好きよ』
「やー！キミは…僕のHPをゼロにさせたいのか？！
そんなこと言われたらだな…」
『…どうなるの？』
顔まで赤くなったオッパが早口でまくしたてるから、つい面白くてノッてみたら。
「……(｡･･｡)朝まで寝かせないよ？」
『……まじですか///』
「…いや、体力…それこそHPと腰がもたないよ(笑)
オッパ、もうアラサーだから…ひゃっひゃっ」
『…こんな時だけアラサーとか言わないでよぉ。体育の先生なんだから…普通の人よりあるでしょ？』
「…おぉ。普通よりあるよ？」
なんて言って、腕の力こぶを見せてくれた。
時計を見たら、もう夕方というか夜で。
さすがにお腹が空いたから、デリバリーでチキンを頼んだ。
「今日は…長い一日だったね…」
『ほんと…夜中に出発したのが昨日みたいだね』
「あーそうだ…一緒に料理したかったんだった…」
『…また今度しよう？また来るし…』
「っていうか…泊まってく？土曜日だしさ…」
『…いいの？…だったら泊まらせてもらおうかな』
「おっけー。あ、もう夜はしないよ？…したかった？」
『…いえ、ケッコウデス…』
なーんて言ってたけど。
翌朝、一緒にキッチンで料理してたら、エプロン姿に(普通のシンプルなやつなのに)興奮したらしいオッパに襲われましたとさ。
どんだけ体力おばけなんだか…
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作者名：Lavandula | 作成日時：2022年8月13日 11時
