バンタン中学校！(3)【BTS】 (ページ3)

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正直、あんなこと言われたから
２回目は無いと思ってた。

…なのにどうして？

最初、体から始まったからって…

まさか、セ○レにでもするつもりなの？

一緒に歌い終えて、盛り上がった気持ちをつい共有したくなったかのように始まったキスに体の力が抜けて、私はピアノの椅子にガタンと音を立てて座った。

ソクジン先生はキスしながら左手は私の頭の後ろ、右手は私の胸やお尻を這い回る。

『…はぁ……』

余裕の無さそうなソクジン先生の指が、私のニットの上から胸を揉みしだいた。

え… ここでするの？

『…ソクジン…せん…せぇ？』

息も絶え絶えになりながら言うと、ぎゅっと抱きしめられた。

「今すぐ……君が欲しい…」

耳元で、いつもより低い声で囁かれた。

一気にフラッシュバックする、あの夜の場面。

私は……

『…帰りまで…待てませんか？』

「…今…ほしいんだ。Aちゃん」

体を離して、男の目で私の目を見つめる先生。

首すじを這う、あの唇…

先生、どうしちゃったの…？

どんな時も基本、冷静な人だと思ってた、のに。

大好きな先生にそんなこと言われたら…

『ここじゃ…広すぎるから…準備室(あっち)で…』

私は先生の手を引いて、準備室のノブを捻った。

電気も点けない、薄暗い部屋。

窓からほんのり夕焼けの赤い陽が差し込む。

エアコンもついてない、ひんやりした空気。

並んだギターの木の匂いがするような…

ーガチャ。

音楽室につながるそこと廊下側の扉が閉まっているのを確認してから、私は壁側の隅に追いつめられた。

「…わるいコだ」

両腕を頭の上にまとめられて、片手を私の頬に添えるとおでこにチュッとキスを落とした先生。

その目は悪巧みをする子供のようにキラキラしてる。

『…っ。先生も……同じ…よ…』

自分だけが責められたみたいで、せめてもの反抗を口走る。
それを聞いて、先生はにやりと笑った。

「…イヤだったら言ってね」

ずるい一言を言うと、先生は私の腕を解放して肩に手を置いてまたキスしてきた。

イヤなんて…思うわけがない。

場所はちょっと……気になるけど。

先生は貪るようなキスをしながら、ニットの下から手を入れて直に胸を触った。

『…ぁっ……』

頂点をぎゅっと摘まれて声が出る。

摘んだりこねくり回したり…

される度に、はしたない声と息遣いが

狭い準備室に響いた。