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船が漁港に着いて。
ユンギ先生が帰って寝たいと言うので、家の近くまで送っていった。
YG「…久しぶりに会えて良かった。
俺も頑張ってるから新しい所で頑張れよ。
…じゃ、ヒョンとお幸せに(ﾆﾔ)」
と意味深に笑って、車を下りた。
…車内に二人きり。
JN「…どうしよっか。もう昼だね…
お腹空いてる？」
『ん〜…そうだな…軽めなら』
朝方に美味しいお魚をたっぷり(夜中にラーメンも！)頂いたから、軽めに済ませた。
時間は昼すぎ。
「…どうする？昼だけど…眠たくない？」
『あ、うん。私もちょっと…寝たいかも』
付き合ってなかったら、たぶん送ろうかって言われるとこ。
でも、もうちょっと一緒にいたいな…
ソクジンさんはちょっと考えた後、
「うち…来る？」
私の首すじに手を添えて言った。
あぁまた、さっきのかっこいい目だ。
その目に私が弱いの、分かってるの？
『…行ってもいいの？』
「もちろん♪」
『じゃあ…お言葉に甘えて』
初めて来たソクジンさんの家は、隣の市の小洒落たマンションだった。
部屋はきれいに片付いていて、広ーいLDKと寝室とゲーム専用の部屋？！があるらしい。
ちょっと見せてもらったけど、パソコンが２台並んでた。
ふ〜ん、ゲーム好きとは…ちょっと意外かも。
てか、趣味がインもアウト(ドア)もオールマイティ？なのね…
出来ないことって無いの？
釣りで汗かいたから…と順番にシャワーを浴びた。
(本当は“一緒に入る？”なんて誘われたけど、恥ずかしいから丁重にお断りした)
“今度、着替えとか持ってきて置いとくといいよ”って、私が入る時に言われた。
また来てもいいんだ…
ソクジンさんの彼女になったんだなぁ…って実感する。
とりあえず今日は貸してもらったTシャツを着て…ってけっこうぶかぶかなんですけど。
下はさっき履いてたジーンズをもう一度着て、リビングに戻った。
「…あれ？また履いちゃったの？」
『…あ、うん。下は大きかったから』
“どうせ脱ぐのに”ってボソッて聞こえましたが？
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作者名：Lavandula | 作成日時：2022年8月13日 11時
