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ソクジンさんは私の腕を引くと、
頭の後ろに手を添えてチュッとキスした。
『…初めて…』
「え？」
『…つき合って、初めてのキス…だね』
恥ずかしくてつい、言ったんだけど。
「え、あ……うん。そーだね…」
なんか、不自然な間…。
不思議に思って顔を覗くと。
目が合うと、挙動不審なソクジンさん。
…これ、何かあるな？
『…ねぇ、どうかした？』
「えっ……何も…ないよ？」
『それ、何かある人の態度ですよね。
キス…。忘年会より前にしたっけ？』
「え…？」
目が泳いでる…
記憶を辿るけど、記憶にある範囲ではしてないはず…
“記憶にある”範囲では…
『ねぇ…いつしたの？オッパ？』
上目遣いで聞いてみた。
「…えっと…(゜o゜;
去年の…一学期の…お疲れ様会の後…」
『…あ…もしかして…私が飲み潰れて送ってもらった時？』
「…そうそう！
オッパ？って可愛かったからつい…」
『…えー……あ、そう…だったんだ…』
「…ご、ごめんって？…記憶あったんだ…(ボソッ)」
『後でカトクした時に、先…オッパに
“何があったか覚えてないの？”って言われて、うん？って思ったから…』
「そ、そうなんだ…
その…あの時、急にオッパって呼ばれてさ…」
『うん…』
頬を染めて耳まで赤くして話すオッパが…
とっても愛しく思えた。
「甘えられて…つい…しちゃった。ごめん」
『…いいよ。こっち見て？』
顔を上げたオッパの頬に、そっとキスした。
「…キミって子は…(｡･･｡)」
あれ。雄の目になったオッパ…
頭の後ろに手を添えて、今度は深いキスをされた。
私も舌を出して応える。
ホントは帰りたくない、けど…
あ… こんなキスされたら…
また、お腹の奥がジュンってなるよ…
『はぁ…』
呼吸を整えながら離れた。
熱い目でオッパを見つめる。
「そんな目で見ないで…」
『え…？』
「…帰したくなくなるよ…」
そう言うと、耳まで真っ赤になって姿勢を戻したオッパ。
照れてる様子も… (か、かわいい…)
かわいさに私の欲も消えちゃった。
でも私も顔が熱いけど…
「…じゃ、ほんとに今日はこれで最後ね」
もう一度、触れるだけのキスをした。
名残り惜しくて、オッパと手を繋いでバイバイ、の意味を込めて握った。
『…下りますね。送ってくれてありがとう』
「ん…おやすみ。時間とかはカトクするね！」
車を下りて、家に入った。
(車内にて)
「…やー！なんて可愛いんだ！もう…」
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Lavandula(プロフ) - れいんさん» ご報告、ありがとうございます。編集してみましたが、変換出来てるでしょうか？ (2022年7月8日 2時) (
レス) id: a48b55d763 (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - (名前変換できないみたいです💦) (2022年7月7日 22時) (レス) id: e390563a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lavandula | 作成日時：2022年6月24日 12時
