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お開きになって、
ユンギ先生とナムジュン先生を
そこから近い駅に送った。
いつも飲み会の後はソクジン先生が家の近くまで送ってくれるのがお決まりになってたから、私はそのまま座ってたけど何も言われなくて。
別れ際、二人に「頑張れよ！」って言われたのは、多分今からのことを言ってるんだよね？
二人が駅に入ると、先生に“助手席においで”と言われて後ろから移動した。
久しぶりに、ソクジン先生と二人きりで嬉しい。
うわ…、これから告白するのか私…
…出来んの？
そう思ったら、また緊張してきた…
JN「Aちゃん。この後、時間は？」
今、８時半くらい。
『え…？あ、大丈夫ですよ。明日は仕事だけど…』
「そっか…。１時間くらいなら大丈夫？」
『…あ、大丈夫です』
「ちょっとドライブしようか」
『…はい』
少しでも長くいれるのが嬉しい。
もしかしたら今日で終わり…かもしれないから。
ソクジンさんは車を発車させた。
車内には小さな音量でBGMが流れてる。
途中、コンビニでアイスコーヒーを買った。
無言になったらどうしようかと思ったけどその心配はなくて、先生が今日の私のスピーチのことや新しい仕事について、いろいろ話題を振ってくれたから会話が弾んだ。
2〜30分ほど山の方に車を走らせて、少し開けた所で先生は車を止めた。
目の前には夜景が広がっている。
『わぁ…こんな所、あったんですね』
「うん。時々来るんだ」
『え…彼女と？…来てたんですか？』
「えっ、な、なんで？」 先生、慌ててる。
『…いや…景色がいい所だから…』
「違うよ……いつもは、って時々、考え事とかしたい時に来るんだ」
『へぇ…そうなんですね…』
沈黙が流れる。
「…もう少し早かったら、桜が満開だったんだけど…」
『…あ、ほんとだ。ちょっと残ってますね』
枝に、桜の花が少しだけ残っていた。
また沈黙…
あ、告白…どうしよう…
先生といると楽しいから、つい何でも話しちゃって時間がすぐに経ってしまう。
今日言うつもりだったのに、
今日言わないと…
気ばかり焦ってしまう。
どうしようかな…
私の頭の中でのシミュレーションでは、家の近くまで送ってもらった最後に言うつもりだったから、こんなに家から離れた所だと…
ダメだった場合の帰りの状況を予想すると、耐えられる自信がない。
あの、忘年会の翌朝の帰りみたいになったら…
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Lavandula(プロフ) - れいんさん» ご報告、ありがとうございます。編集してみましたが、変換出来てるでしょうか？ (2022年7月8日 2時) (
レス) id: a48b55d763 (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - (名前変換できないみたいです💦) (2022年7月7日 22時) (レス) id: e390563a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lavandula | 作成日時：2022年6月24日 12時
