友達以上、恋人未満 (ページ7)

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LoveとLike ページ7

勝利Side

昼休み

昼食を食べ終わると、俺はいつものようにストーブの前に行く。

２人、３人、４人と増えていって最終的には５人になる。

マリ「あのね、風磨くん、健人くん、聞いてよ!!」
風磨「なんだマリウス。」
健人「なに？」
マリ「勝利くんね、Aが好きなんだって!!」
聡「お前まだそれ言ってんの?w」
勝利「そ、そうだよ。」
健人「マジ？」
風磨「お前、凜乃は？w」

何、みんな信じちゃってんの？w
そんな訳無いってw
勝利「違うよw」
マリ「じゃあ何で顔赤くしてんの」
勝利「それは・・・。分かんない!!」
風磨「好きか嫌いかで言ったら？」
勝利「そりゃ、好きだけど・・・。」
健人「えぇ？!やばいよお前それ!!」
聡「Likeじゃなくて？!」
勝利「・・・・・分かんない。」
聡「はぁ?!凜乃は?Love、だよね？もちろん。」
勝利「・・・・・・・・・うん。」
聡「何その間!!!!」
勝利「でも、」
マリ「でも？」
勝利「でも、今朝、Aとしゃべったとき、なんか、俺がAを昔好きだった時と同じような気持ちにはなった・・・。んで、凜乃としゃべったときは、」
風磨「ドキドキしなかった、と。」
勝利「ごめん・・・。」
自分でいっといて謝る自分。
健人「それは別れたほうがいいね。」
聡「え？」
健人「そんな気持ちで凜乃と付き合ってたら、凜乃が可哀想。」
その言葉を聞いて俺は胸が痛む。
それは、思ってるんだけど、言い出せない。
勝利「うん。わかってる。」
健人「今だよ。」
勝利「は？」
健人「今、ふるんだよ。」
勝利「は??」
健人「次の授業は席替えだろ?凜乃はお前ととなりになりたいって言ってた。その前にふれ。」

俺は返事をせずに、凜乃の名前をよんだ。

勝利「凜乃、話があるから屋上に行こ。」