LoveとLike ページ3
6月10日月曜日 午前7時20分
少し早めの登校。
家も学校に近いのに、ちょっと走る俺。
土曜、日曜は、すっごく暑かった。
まだ6月だっていうのにね。
だから今日は、絶対に学校の花壇に水やりをしなきゃいけない。
ボランティア委員の仕事。
でも、今日はその「水やり」当番の1年が社会科見学で朝から忙しい。
誰もみずやりをしにいけないの。
だから、俺がやろうと思ってね。
って思ってたら、向こうから誰か走ってくる。
Aだ･･･。
Aは俺の初恋の人。
告白もしたんだよ?
ちゃんとね。
でも小４という若さだったもんでww
付き合いはできませんでした。
今はもう好きじゃないのかって??
スキだよ??
あー、Likeね!!!!
Loveじゃないよ??
多分。
って俺、彼女いるし。ww
つか、A固まってるw
勝利「A、おはよう」
A「お、おはよ」
なんか目合わないー・・・。
なんか悲しいんだけど?w
まだ固まってるしww
って ん??
誰かこっちに走ってくるー。
凜乃だ。
凜乃「勝利、おっはよー。あ、Aも!!」
勝利「おはよ。」
A「あ、おはよう」
凜乃は、俺の彼女。そしてAの親友。
凜乃「勝利、今日早いじゃん!!」
勝利「昨日、めっちゃ暑かったのに水遣り誰もできないじゃん?だから、やりにきたの」
凜乃「優しー!!そういうとこ、まじで好きー。」
勝利「ありがと?」
凜乃「あ、そういえば、今日勝利の家行っていい?」
勝利「え、あー、うん。」
凜乃「んじゃ、決定ねー♡あ、そういえばね、」
A「じゃ、うち行くね」
あ・・・。
気つかわせちゃったかな・・・。
てか、今の会話聞かれたくなかったー・・。
なんでかって??
ええ、なんでだろ。←
教室に行くと、Aが宿題をやっていないと騒いでいた。
勝利「貸すよ。」
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作者名：びくとりー | 作成日時：2013年6月11日 19時
