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遠くで何かが吠える声がした
「なんだ、今の」
Aがいう
「まずいな…」
ヒョノが顔をしかめた
「なにがまずいの」
ジホが聞く
「龍が目覚めたか…」
ホソクが呟く
「龍？」
Aが聞き返す
「ここのトップオブトップ、大ボスは龍だよ」
ヒョノが薄く笑って言った
「それよりも侵入者ってきっとグクたちでしょ？早く合流しないと！」
ジミンが言う
「きっと向かうところはあっちだな」
ヒョノが言い、先頭に出る
曲がり角を曲がった瞬間に、大きな爆発に巻き込まれる
「わっ！」
煙が収まると、けがはないか確認する。
「大丈夫そうだね、一体なんだったわけ」
ヒョノが言う
カチリ
嫌な音が響く
「なにしてんの、ジンヒョン」
Aが低く言う
ソクジンがジミンの後頭部に銃を当てていた
「何って、僕は僕に与えられた任務をこなすだけだよ」
そういって優しく笑うソクジン
「このやろ」
Aが殴ろうとすると
「やめときな、少しでも動いたら、ジミンのこと撃つよ」
ソクジンが温度のない声で言う
ホソクが黙って目を青くする
パン
乾いた音が響き、
「ぐ…」
とくぐもった声がする
「ホソギヒョン？！」
ホソクが左腕を押さえている
「やめなって言ったでしょ」
ソクジンが言う
(日本人の女の子)がソクジンをキッと睨むと、素早く手当していく
「あぁ、哀れだね、(日本人の女の子)…君、人じゃなくなっちゃったんだ…」
「あれ、A、なにしてるの」
Aはソクジンの持っていた銃を蹴り上げて、ソクジンを床に押さえつけた
「みんな行って、僕、ジンヒョンぶん殴らないと気が済まない」
Aの言葉を聞いて、唇を歪めて笑うソクジン
「ホピちゃん、あの場所、わかるでしょ」
ヒョノが言う
「ヒョノ？」
Aが驚いてヒョノを見る
「行って」
ヒョノの言葉を聞いて、ホソクは頷く
そして、ジミンと(日本人の女の子)の手を引いて立ち上がった
「ジホ、戦えるのは君だけだ」
ヒョノがジホに言う
ジホは何度か小さくうなずいて、ホソクのあとに続いた
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望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page32 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白くて素敵なお話です。いつでも待ってます。 (2019年8月25日 9時) (レス) id: b222874e5c (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 届いてるかな？大好きなお話です。 (2019年7月28日 15時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - いつでも待ってます！ (2018年9月23日 9時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - この先がきになります！今読み返そうと思ってます。私は、ゆっくり、楽しみにまっていますが、無理はしないでくださいね。 (2018年7月6日 0時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LEA | 作成日時：2017年7月16日 2時
