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「A！」
「うぐっ」
衝撃に耐えながらAがジホを引き上げる
大きく龍の体が光りジホの体だけが残った。
「おい、ジホ、大丈夫か」
Aがジホを揺さぶる
「A！！」
ユンギとソクジンがAに駆け寄った
「早く治してもらうぞ」
ユンギがAを、ソクジンがジホを背負ってセヒョクのもとに向かった
「まじなんでこんなにAちゃんって無茶するの？！」
ヒョノも合流してAを運ぶ
「うっさいなあもうほんとに」
「だって！腕がこんなになって！とれちゃったりしたらセヒョクだって治せないんだよ？！」
「取れてねーだろ」
「あのさあ！」
「ヒョノ、お前いつからオカンになったわけ。おかんはジンヒョン一人で十分」
ソクジンはAの言葉を聞いて優しく微笑む
一方、黒い龍と対峙するジョングク。
「お前がラスボスでしょ。僕がやっつけるから。」
ジョングクはそう呟くと黒い龍に向かっていく
「お前ごときが勝てると？」
「さすが。ラスボスは喋れるんだね」
「龍の刻印をお前にも押してやる。」
「そしたら僕も龍になれる？」
「あぁ、俺の手駒となる」
「それならお断り。僕のボスは他にいるからさ」
ジミンがジョングクと黒い龍が戦っていることに気が付いて走り出す
「あぁ、だめだって、だめ！」
黒い龍を狙って何度も撃つが当たらない
「あぁもうくそ！僕の役立たず！」
「ジミン！待てって！」
テヒョンが追っかける
「なに！待ってる暇ない！グクが死んじゃうかもしれないんだよ！」
「俺も手伝うから！」
「どうせ僕一人じゃ何もできないよ！」
テヒョンはジミンの後ろから手を添える
「なにっすんの」
「落ち着け。焦ってると狙いは定まらない。銃の中心が手首の中心をとおるイメージで握って。重心は前へ。目標に対して体は正面を向くんだ。」
ジミンの耳元でテヒョンが早口に言う。
「教わらなかったからできないだけ。もうできるから。やってみて」
テヒョンはそういうと、黒い龍の足元を狙撃しながら近づいていく。
ジミンもその場から援護する。
さっきよりも心臓が落ち着いている。言われたことを頭の中で反芻しながら実行していく。
不思議と頭の中がさえていく
「…当たった」
テヒョンが振り向いていつもみたいににかっと笑った。
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望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page32 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白くて素敵なお話です。いつでも待ってます。 (2019年8月25日 9時) (レス) id: b222874e5c (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 届いてるかな？大好きなお話です。 (2019年7月28日 15時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - いつでも待ってます！ (2018年9月23日 9時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - この先がきになります！今読み返そうと思ってます。私は、ゆっくり、楽しみにまっていますが、無理はしないでくださいね。 (2018年7月6日 0時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LEA | 作成日時：2017年7月16日 2時
