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Aがジホともう一度対面する。
「ジホ…帰ってこいよ…」
龍の両手がパチパチと光る。
Aは龍の頭に飛び乗った。
龍の目から涙がこぼれるのを見た。
「は？お前…やっぱジホだな。助けてやる」
頭に向かい銃を構える。
「星型…」
そう呟いて、引き金を引く。
パン！パン！
二カ所撃ち抜いたところで、後ろに現れた大きな黒い龍になぎ倒される。
壁に打ち付けられ、そのまま動かなくなるA
「A！！」
ジミンが駆け寄ろうとするが、ジホト思われる龍が前を塞ぐ。
「どけよ！お前Aに助けてもらったんじゃないのかよ！」
龍の両手からエネルギー波が出される。
ジミンは衝撃に備えぎゅっと目を瞑った。
大きな土煙が立つ。
予測していた衝撃はこない。
ジミンがゆっくりと目を開けると、そこには一頭の龍と、ヒョサンとナムジュン、ユンギがいた。
「ヒョン！！」
ジミンが駆け寄る。
「遅くなったな。」
ナムジュンがそっと受け止める。
ヒョサンのそばにいる龍に目を向ける。
「セヒョクだよ。大丈夫。味方だ。」
ヒョサンが静かに言う。
セヒョクは黙って頷く。
「セヒョクさん…Aが…」
ジミンが思い出したかの様にAを指差す。
セヒョクはAに近づいてゆっくりと息を吐いた。
Aの体がピクリと動く。
まぶたが開いたかと思うと、飛び退き、銃を構えた。
「A！大丈夫だ！！今君を治してくれた！」
ジミンが叫ぶ。
「…セヒョクか。」
ヒョサンが声を張り上げる。
「いいか、龍の頭を星型に撃ち抜け！そして中の奴を引っ張り出すんだ！」
全員が頷いて龍に向かっていく。
ナムジュンとジョングク、ジミンが緑色の瞳を持つ龍に向かっていく。
「きっとこれ明理だよね」
「ジミニヒョン、援護して」
ジミンは頷いて龍の正面に立つ。
震える手で銃を構える。
「明理、戻ってきて」
気を引くために引き金を引く。
腹部に弾が当たるが、咆哮するだけ。
その間にジョングクが落ちた天井のかけらに乗り、サーフィンの様に浮きながら、龍の頭を目指す。
ナムジュンもジミンに加勢し、龍の気を引く。
「ジミン、足を撃て」
「わかった」
ジミンは足を狙うが、なかなか当たらない。
「う、ごめん…なんでだ…」
「当たり前だ。教えたことないから。他の奴らは教え込んだ。だから出来るんだ。ここまでよくやってる。責めるな」
ナムジュンはそういうと、正確に足を撃ち抜いた。
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望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page32 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白くて素敵なお話です。いつでも待ってます。 (2019年8月25日 9時) (レス) id: b222874e5c (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 届いてるかな？大好きなお話です。 (2019年7月28日 15時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - いつでも待ってます！ (2018年9月23日 9時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - この先がきになります！今読み返そうと思ってます。私は、ゆっくり、楽しみにまっていますが、無理はしないでくださいね。 (2018年7月6日 0時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LEA | 作成日時：2017年7月16日 2時
