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「A…」
龍の上に立ち、にかっと笑うA。
「お前それどーやったの…」
テヒョンが言う
「僕ね、こいつの弱点わかっちゃった」
Aはにへらと笑って言う。
その瞳は青く染まっていた。
「なに、弱点って」
「人だよ。」
Aはそういうと、龍の頭に思い切り銃を当てて、発砲する。
そして、中に手を入れると、何かを引っ張り出した。
「龍は単体では存在しないんだよ。お前が想像する以外ね」
テヒョンを指さして言う
「だけどね、龍使いがいるんだよ」
そういって何かを投げてよこすA。
ドサリ、と人が投げ出される
Aは素早くその人の上に飛び降りた。
「お前だろ、トップオブトップ。」
投げ出されたその人は、右手を空にかざす。
すると龍がAに襲い掛かった。
Aは背中に挿していた剣を龍に向ける
「A！！」
テヒョンとジミンがAを呼んだ。
龍の一撃に耐えきれなかったAが吹き飛ばされる。
「…これで全員じゃないな？」
Aに投げ出されたその人がゆっくりと立ち上がる。
「そもそもこいつらは呼んでいない」
「へへ、僕が連れてきちゃった」
「…ソクジンか」
「久しぶりですね、ヒョン」
ソクジンがにっこりと笑うと、心底嫌そうな顔をする
「なんて呼んだらいいですかね…もう僕のボスではないし」
「お前は裏切者だもんな」
「いつまでも、こんなやりかたはやらないって話です」
ソクジンはそういうと、黙って彼に銃を向ける
「…ヒョノまで。俺を裏切るのか」
ソクジンと向かい合うようにして彼に銃を向けるのはヒョノ。
「…ヒョン、正直僕ら何を信じていいのかもうわかりません。縛って置いておくだけじゃだめなんですよ。僕らは彼らのおかげでそれに気づけた。次はヒョンの番ですよ。」
「俺は俺だ。」
彼はそういうと、両手を合わせ、床に手をついた。
そこに現れたのは、黒色の龍。
「逆らうやつは消えてもらう」
「…ヒョン、」
ヒョノはそう呟くと、両手に銃を持った
発砲しようとした瞬間、大きな手に捕まえられた。
「あぁぁもうサンウォン邪魔しないで」
「邪魔してきたのはヒョンたちでしょ」
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望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page32 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白くて素敵なお話です。いつでも待ってます。 (2019年8月25日 9時) (レス) id: b222874e5c (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 届いてるかな？大好きなお話です。 (2019年7月28日 15時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - いつでも待ってます！ (2018年9月23日 9時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - この先がきになります！今読み返そうと思ってます。私は、ゆっくり、楽しみにまっていますが、無理はしないでくださいね。 (2018年7月6日 0時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LEA | 作成日時：2017年7月16日 2時
