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ジミンが部屋のすみで、どうしたらうまくいくのかを考えていると、突然ドアが開いた
「ジミン、よくやった」
「…ジフン…」
突然の訪問客をにらみつけるジミン
「能力が開いたんだって？」
「どうでしょう」
ジフンはまっすぐにジミンに向かう
後ずさりするジミン
しかしそんなに広くはない部屋で、すぐに追い詰められてしまう
「未来が見えると」
「だったらなんだ」
ジフンはそれはそれは嬉しそうに笑った
「良い能力だ」
ジミンの顎を掴み、視線を無理やり合わせる
「来い」
ジフンはジミンの手を無理やり掴むと、歩き出す
「は、なせよ！」
ジミンは抵抗するが、まったく効かない
「こいつをあの部屋にいれろ。手錠と首輪でつないでおけ」
ジフンは部下に命令する
「は、ふざけるな、よ！！離せ！」
そのままずるずると引き摺られていく
連れてこられたのは、暗い檻の中
暴れるジミンに手錠と首輪がつけられる
「さあ読め、次に能力者が現れるのはどこだ。そしてどこで争いが起きる。もちろん、金になるものだ」
ジフンが両手を広げていうが、ジミンは無視をする
黙っていると、冷水をかけられた
「つ、めた」
「早く読むのだ」
「読めないよ、そんな風に言われても」
ジミンが言うと、ジフンは隣に控える部下に
「罰だ。」
と告げる
部下は檻の中に入り、なにかの機械を、取り付けた
そしてその部下が檻から出てスイッチを入れる
瞬間、ものすごい痛みが全身を駆ける
「う、ぐあ！！！！」
「痛いだろう。さあ読め」
ジフンは口元を歪めていった
手元のスイッチを見せつける
ジミンは気絶しそうな中で、ジフンを睨み付ける
またスイッチが押されそうになる
バン
大きな音がしてジフンが吹き飛ぶ
控えていた部下たちが一斉にその方向に銃を向ける
土煙が止むと、中から二つの影
どちらも、部下たちに銃を向けている
「銃を下ろせ！」
部下の一人が叫ぶ
「お前らが下ろせ」
低い声が聞こえる
「…A！！！」
Aとヒョノが銃を部下に向けながらゆっくりとジミンの方に移動する
パン
部下の一人が発砲する
すると二人も引き金を引く
バン！バンバン！バン！
数回音がしただけで、ジミンの方には一発も飛んでこなかった
ゆっくりと目をあけると、手や足を押さえて苦しむ部下たちの姿
「やるねえヒョノ」
「なめてもらっちゃ困るよ」
Aとヒョノが檻に駆け寄る
「離れて」
ヒョノはそういうと、銃で檻の鍵とジミンをつなぐ鎖を撃ち抜いた
「行こう」
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望月碧梨(プロフ) - 続き楽しみです！ (2022年2月5日 16時) (
レス) @page32 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白くて素敵なお話です。いつでも待ってます。 (2019年8月25日 9時) (レス) id: b222874e5c (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - 届いてるかな？大好きなお話です。 (2019年7月28日 15時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - いつでも待ってます！ (2018年9月23日 9時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ - この先がきになります！今読み返そうと思ってます。私は、ゆっくり、楽しみにまっていますが、無理はしないでくださいね。 (2018年7月6日 0時) (レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LEA | 作成日時：2017年7月16日 2時
