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「なあA、散歩いかない？」
トレーニングルームでひたすらに車輪を回すAに声をかけたのはホソクだった。
「いいけど、なんで？」
「たまには一緒に走ろうぜ」
ホソクはそういうとAにドリンクを投げた
「ありがと。外出許可は？」
彼らが生活する地下では、外に出るときはナムジュンかユンギの許可が必要だった
ほとんどの場合許可はおりるが、本部の動きによっては拒否されることもあった。
「んー、ま、大丈夫っしょ」
ホソクの言葉にうなずいたAはタオルで軽く汗を拭くとトレーニングルームをでた
二人は重い扉をいくつもあげ、何段もある階段を上がっていった
光が漏れる扉をあけると、喫茶店の厨房にたどりつく。
そこの喫茶店を出ると、そこはもう、外の世界だった
「んーーーっ」
Aが伸びをする
はあっ、と息を吐くとホソクに向き直ってきく
「で？ヒョンの目的は？」
尋ねられたホソクは、にひ、と笑って進みだした
「なーんだてっきりもうわかってるのかと思ったよ。」
「もうやたらに読んでないの知ってるくせに」
まあね、と笑いながらとある店に入っていくホソク。
からん
乾いた入店のチャイムを鳴らしながら店内に入る
そこには色とりどりのキャンディや、チョコレートなどが並んでいた
「え、ヒョン、こういうの好きなの」
Aがショーケースに顔を近づけながら言った
「あ、これおいしそう。ヒョン、これ買ってよ、キャラメルスウィーツ…なんちゃら」
笑顔でホソクを見ると、ホソクはショーケースの向こうにいる店員を見つめていた
Aはその視線の先の店員とホソクを交互に見つめ、片頬をあげた
「おねーさん！このキャラメルスウィーツなんちゃらください！」
なにも言わないホソクに変わって店員を呼ぶA。
ホソクが横で、おいっ、と言っているが無視をする
「あとは〜、あ、おねーさんのおすすめなんですか？」
そういってにっこり笑うA。
店員はにっこと笑って
「こちらのロリポップシリーズがおすすめです」
と答える
「え〜、お店のじゃなくて！おねーさんのっ！」
ショーケースに前のめりになって店員に顔を近づけながらいうA
店員はすこし顔を赤らめながら困ったようにいう
「わ、私の…ですか？」
「そ！おねーさんが好きなやつ！」
ニコニコと見つめるAに店員は
「この、レモンクッキーですかね…」
と、クッキーを指さしながら答えた。
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音弥 - ゆっきさん» それはなんだか面白さが半減する気がします (2016年5月26日 22時) (
レス) id: f78d9dd64a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき - 誰が何を喋っているのかわからないのでイニシャルをつけてみてはどうですか？ (2016年5月23日 0時) (レス) id: 4cf287691d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LEA | 作成日時：2016年2月3日 18時
