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純粋な目で見つめられて、目を伏せながら離してるとギシッと音が鳴って顔を上げれば樹の顔が目の前に。
「嫌だよ。そんな理由で俺が北人のこと諦められるとでも思ったの？」
『…ッでも！』
「なんかあったら家出ればいいじゃん。…俺はそれぐらいの覚悟で好きだって言ってんの。」
『…。』
「北人が嫌ならヤらない。でも、少しでも俺のこと好きだって言うならシよ？」
すごく哀しげな表情でそんなことを言う樹に負けて、俺は首を縦に振った。
…好きなのは間違いないし、弟としてだけど。
「じゃあ、痛くないようにするから。北人は俺のことだけ考えてて。」
『…わかった。』
「後ろ、触るね。」
触られるのが樹で、弟だとしても初めてだから怖いものは怖くて、目をギュッと瞑っていると唇に暖かみを感じる。
「北人、目開けて。」
『やだっ、怖い…っ！』
「大丈夫、痛くしないから。俺のこと、見て。」
優しく囁かれて、頬を撫でられて、ゆっくりと目を開けたら俺を見てる樹と目が合う。
「大丈夫、絶対に気持ちよくしてあげるから。」
俺は不安を隠すように樹の服の袖を握って涙が溢れそうになるのを我慢しながら樹の目を見つめた。
冷たい感覚と同時に異物感を感じて身を捩れば、頬に樹の唇が落ちてくる。
「大丈夫だよ、大丈夫。」
『…ッ、ぁ…ぃつき、』
「苦しいよね。でも、傷つけたくないから我慢できる？」
『ぁぅ…、我慢、する…』
イイコ、と言って頭を撫でられるだけで胸が締め付けられるのは雰囲気に飲まれてるからなのか。
『ッあ、！！そこ、は…ぁあっ…！！』
「ココ気持ちいい？」
『…はぅッ、変…な感じっ、！』
「ここね、前立腺って言って男でもナカで感じれるところ。」
前立腺…。そう頭に入れて樹の指で、ただひたすら快感を得れるようの考える。
樹が萎えないように俺は声をできる限り出さないように、唇を噛んでた。
「…噛まないで、北人に傷が付くのは嫌だから。」
『っ、でも…気持ち悪いとか、思わないの…、？』
「好きな人の喘ぎ声とか興奮しかしないでしょ。だから、聞かせて？」
空いている手の親指で唇をなぞられて、素直に噛むのをやめたらまた、頭を撫でてくれた。
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ゆあらむ(プロフ) - 初めまして！！劉さんの作品を見てよくニヤニヤしてます＾＾質問なんですけどキャップと蓋ってまだ読めないですか？？ (2021年8月30日 14時) (
レス) id: 7eac3bd8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 名前変換をできるようにしていただけませんか？ (2021年3月5日 3時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
劉(プロフ) - どーるさん» リクエストありがとうございました。移行先の方で更新させていただきましたので、ご覧いただけるとありがたいです。 (2021年2月13日 0時) (レス) id: 105e717381 (このIDを非表示/違反報告)
どーる(プロフ) - まこいつの家族のため？いいえ、自分のために出てくる今までご主人様にしてもらったことをお話にしてほしいです！ (2021年1月20日 22時) (レス) id: 5dc0318c4b (このIDを非表示/違反報告)
劉(プロフ) - 亜莉沙さん» リクエストありがとうございました。移行先に方で更新させていただきましたので、ご覧頂けると有難いです。 (2021年1月20日 20時) (レス) id: 105e717381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：劉 | 作成日時：2020年12月23日 17時
