【HQ】木兎さんの妹ちゃんは、音駒バレー部のマネージャーです。【音駒】

#75 ページ39

洗濯を終えて、第3体育館までの道を急ぐ。

お兄たち、もう練習始めてるかな？


…あれ、

入口にいるのって…

『翔陽くん？』

日｢ファイッ！？？｣

『あ、ごめんね突然後ろから声掛けて』

日｢いえっ、全然大丈夫です！｣

兎｢お！Aー！どうした？｣

『お兄、まさか翔陽くんも攫ってきたの？』

兎｢？？？｣

お兄ではないのか…そしたら誰だ？

日｢お、おれが勝手に来ました！｣

『あ、そうなの！？』

月｢相棒はどうしたのさ｣

日｢影山は1人で練習！
研磨にトス上げてもらおうと思ったら、5本で逃げられた！！｣

『研磨が翔陽くんにトスを…！！？』

何それ見たすぎた…。

『翔陽くん、私が研磨捕まえるから
また絶対やってね！！？』

日｢えっ、は、ハイ！？｣

黒｢研磨が自主練に付き合うなんてすげぇなー｣

『ほんとですよね…あの研磨が…』

感慨深い。翔陽くんの力はすごい…。

日｢だから、おれも｣

灰｢俺も｣

日灰｢｢入れてください！！｣｣

日｢リエーフ！？｣

黒｢お前、夜久のとこでレシーブやってたんじゃねぇの？｣

灰｢俺今日は優秀だったんで、早めに見逃してもらいました！｣

黒｢ほんとか？逃げてきたんじゃねぇだろうな？｣

灰｢ほ、ほんとです！！｣

絶対逃げてきたな…。逃げた分衛輔さんに倍怒られるぞ、リエーフくん。

黒｢まあいーや。人数丁度いいから、


3対3やろうぜ｣

月｢え｣

『…！！！』

クロさん、あなたは神だったのでしょうか。

#76→←#74

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す