【HQ】木兎さんの妹ちゃんは、音駒バレー部のマネージャーです。【音駒】

#猛虎に纏わる番外編1 ページ13

とある日、音駒高校体育館にて。

＿＿＿＿No side

『あのさ、ずっと気になってることがあるんだけど』

孤｢何？｣

『猛虎ってさ、


私のこと嫌いなのかな…』

孤｢え…？｣

犬｢なんでですか！？｣

芝｢何かあったんですか！？｣

『だってさ、ドリンクとかタオルとか
大抵私が渡す前に持ってるし』

犬("マネージャー"がいる状況に、まだ慣れてないんだろうな…)

『いつもすごく遠くにいるし、
話すときめちゃくちゃ目泳いでるし』

芝(緊張してるんだろうな…)

『同い年なのに私のことさん付けで呼ぶし…』

孤｢それは人によるんじゃない？｣

『でもさ！なんか距離あるじゃん！？
ちょっと寂しい』

芝｢僕もクラスの女子とか、さん付けで呼ぶことありますよ！｣

『優生くんはさ！なんていうか、キャラ的にさん付けしても自然じゃない？
猛虎は普通に呼び捨てしそうなのに…』

犬｢でも、猛虎さんがAさんを嫌いになるわけないです！｣

『フォローありがとうね走くん…』

孤｢…虎は女子と話すの苦手みたいだから、仕方ないと思う｣

『そうなの！？めちゃくちゃ意外…
っていうか、それはどうしたらいいんだ…？』

孤｢慣れるしかない、と思う…
けどこれは虎の問題だから、Aがどうにかできる事じゃ『そっか…！
わかった、ありがとう研磨！
走くんと優生くんも、聞いてくれてありがとう！ちょっと行ってくるー！』

犬｢はいっす！｣

芝｢頑張ってください！｣

孤｢え、ちょっとA…？｣

孤(嫌な予感がする…)

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