深く、堕ちてく【TH】 (ページ3)

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「ハ～～やっぱ体の相性はテヒョンが一番だわ」

ベッドで携帯を弄るソラ。俺は勝手に彼女の冷蔵庫を開けて冷えたコーン茶を飲んだ。

確かに、他の女とも関係を持ってるけど体の相性が一番合うのはソラだ。だけど、なんでだろう。今日は何かが物足りなかった。満足できなかった。

「ねぇテヒョン、そうでしょ？」
「そうだねー」
「うーわ棒読み。なに、本気であの子のこと気になっちゃったの？」

口に運ぼうとしていたグラスを止める。ソラを見ずに「うん、」と零すと彼女は笑った。

「あの彼氏見ても諦めつかないの？ねえ、これ以上"そう言う関係"の子、作らないでよ」

確かに、あの子とももちろんそういうコトはしたいけどそれだけじゃないんだよな。身も心も何もかもを手に入れたい。俺に堕ちて、俺だけしか見れなくしてやりたい。

はー、もう、俺のことをこんなに本気にさせた君のせいだよ？彼氏がいようともソイツがとんだ束縛野郎でも関係ない。絶対に手に入れてみせるから。

「ねーソラ、協力してよ」
「ハァ？ほんとサイテー」

「お願い」

そう、彼女を押し倒した。