アネモネ（shingo） (ページ32)

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信五「そうそう！今度またレギュラー決まってん」

「また～！？
なんでそんな決まるの？」

信五「なんでかは知らん(笑)
日頃の行いやな！
関西ローカルやけどな」

「大阪帰る日が増えるってこと？」

信五「それやったらえんやけどなー
多分日帰りとかやろな(笑)」

「よく働くね～尊敬する。」

信五「仕事貰える時が華やからな。
その時に働けるだけ働かな！
アシスタントがユーリやねん！」

「ユーリって今も一緒に仕事してなかった？」

信五「そうそう。
最近よう一緒に仕事しとる。
だからやり易くてええわ。」

ガハハハって笑ってる。

ユーリって言えば今バラエティーに引っ張りだこのグラドル。
若いのに気も聞いて話も頭の回転も早くて面白いって信五が褒めてた。

今さらそんな心配はしない。
今までにどんだけ心配やヤキモチ妬いてきたか……
あんな華やかな世界に住んでる女の子達をみてよく私と付き合ってられるねって
何回も信五を疑ったりした。
信五は

信五「まーあれやな！
どんな可愛くても求めとるもんがちゃうから惹かれへんな(笑)」

信五の求めてるものなんて聞いた事ないけど、
その求めてるものもってる可愛い子が現れたらどうするの？
そんな不安はいつまでたっても消えることはない。