灰羽リエーフの双子の兄貴

14話 ページ16

Aside

そんなときにあったのが

猫又先生

先生は俺に

「お前は家族思いの優しいやつだ

人種関係なく俺はお前が誇らしい」

そう言ってくれた

俺はなぜかわからないけど泣いたんだ

多分嬉しかったんだと思う

その後に先生が

「音駒町の市民体育館でバレーボールを教えてるんだ

何かあったらこいよ」

そう言った

気持ちが軽くなった俺は

先生にありがとうと伝え

ダッシュで家に帰り

すぐに謝った

両親は優しくて許してくれた

それが嬉しくて

俺はまた泣いた

親は俺が泣き止むまで待ってくれたんだ

泣き止んだあと

『バレーボールをやりたい』

そう言ったんだ

親はそれを承諾して

先生の元でバレーボールを学ぶことになった

(過去編終了)
＿＿＿＿＿＿＿

『だからその時俺を助けてくれて、

バレーを教えてくれた

猫又先生には感謝してるんだ』

古森「へぇ

　 てか猫又先生のこと話すときのお前の顔

　 ニコニコしてたな」

え？そんな顔してた？

自覚ないんだけど

『元也は常にニコニコしてるよね』

古森「！！」

え、なに？固まったんだけど…

『どうかした…？』

古森「名前で呼ばれると思ってなかったから…

　 俺もお前のこと名前で呼んでいいか？」

別にそんな事許可取らなくていのに

『いいよ』

古森「よろしくなA！！」

『うん…』

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