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えっとね〜、と頭に手を当てて考える素振り。
そんな勿体ぶらなくていいから!早く!!
A「なに…?」
「ママ酔ってて覚えてなーい!」
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ごめーん!と手を合わせたママにこれは怒るところかコケるところか。
A「ええ〜?!」
気になるじゃん!気になる!!
A「そんなこと忘れる?!」
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でもなんか言ってたのはほんとだよ。ってそんなフォローは要らないから!
涼介からそんな言葉……どんな言葉かは知らないけど。
これを逃したら一生聞くことなんてできないんじゃ…?
「なんだったら聞いてきなさいよ。涼介くんに。」
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コン、とノックを1回。ガチャリ、とドアノブを捻ればベッドに腰掛けた涼介が私を見た。
涼介「ノックくらい…」
A「したよ!」
涼介「早すぎて聞こえてねえよ。」
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それはしょうがない。
だって早く会いたかったから。
夏以来だから3ヶ月ぶりだー…長袖着てるし。
涼介の前の床にぺたんと座り込んだ。
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A「聞きたいことがあります。二つ。」
涼介「は?」
2本指を立てて見せたら、持っていたケータイを置いてくれた。
A「ひとつ!…なんで来るって私に言ってくれなかったの?!」
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涼介「…聞かれなかったから?」
あ、そっか…ってなるか!
A「言ってよ!言ったら私も家にいたよ!家で待ってたのにー!」
涼介と一緒に年越しできたかもしれないのに!
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去年は色々あったから今年こそ普通の年越しができると思ったのに!
涼介「別に今会えてんだからいいだろ。」
A「…いいけどよくない。」
涼介「どっちだよ。」
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だってやっぱり教えて欲しかったし…
こっちは忙しいかな?って思ってちょっとは連絡も遠慮がちだったのに。
A「じゃあ次、ふたつめ!」
本題はここからです。
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Jumping(プロフ) - 連載お疲れ様でした!ずっと飽きずに最後まで読んでしまいました。絶対泣くところじゃないだろ!っていう電話のところでボロボロ泣きました(T_T)楽しい作品をありがとうございました! (2018年2月15日 1時) (レス) id: bfe1209bfb (このIDを非表示/違反報告)
麻里愛(プロフ) - あすみさん» 短編集とかいつかあること願ってます!! (2018年1月31日 21時) (レス) id: cc40ffa24c (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 麻里愛さん» こちらこそ長いことお付き合いくださりありがとうございました( ; ; ) 本編は関係性がややこしすぎておまけエピソードの方が書いてて楽しかったです(笑)無事ハッピーエンドになれて満足です(´ー`)笑 (2018年1月31日 15時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
麻里愛(プロフ) - いままで長い間お疲れ様でした!ほんとに、インザショコラ大好きで、個人的には本編よりおまけのほうが好きだったんですけどね笑また機会があったら短編集かなんかで見れたらなぁって思ってます…この作品は何回も泣かされたんですけど、最後が一番泣いちゃいました笑 (2018年1月29日 18時) (レス) id: cc40ffa24c (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 山本 涼香☆さん» 最後までお付き合いくださりありがとうございました!!数ある作品の中でそう言ってもらえて嬉しいです(;_;)こちらこそありがとうございました! (2018年1月28日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/0059_asumin
作成日時:2017年12月13日 18時